プレミアの“主役”はMFにあり 大快進撃を見せてくれた5人の実力者

得点力が爆発したギュンドアン(右) photo/Getty Images

リーグを大いに盛り上げてくれた

プレミアリーグも終盤戦を迎えているが、今季の主役となっているエリアは間違いなく中盤だろう。

以前は激しい得点王争いが注目を集めてきたが、今季はマンチェスター・シティFWセルヒオ・アグエロ、アーセナルFWピエール・エメリク・オバメヤン、リヴァプールFWサディオ・マネなど、得点王レースを盛り上げてきたアタッカーたちが静かだ。

そのぶん注目は中盤に移った印象がある。今のプレミアリーグはセントラルMF王国と言っていい環境で、今季注目したいのは5人のMFだ。

1.ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)



16得点を挙げて得点ランク3位につけるMFブルーノ・フェルナンデスの存在は大きく、得点を奪える攻撃的MFとしてワールドクラスの存在になった。残り試合を考えると、フェルナンデスが得点王になっても不思議はない。

マーカス・ラッシュフォード、アントニー・マルシャルなどマンUには優れたアタッカーも揃うが、攻撃の中心はフェルナンデスだ。

2.フィル・フォデン(マンチェスター・シティ)



ダビド・シルバが退団し、いよいよイングランドの天才MFに活躍の時がきた。リーグ戦の方では6得点5アシストの数字を残しており、20歳の年齢を考えれば十分な成績と言えるのではないか。

数年前より期待されてきたフォデンがブレイクし始めたのも今季の収穫であり、未来のプレミア・スーパースター候補だ。

チェルシーでブレイクするマウント photo/Getty Images

未来のスター候補生たちも成長した

3.メイソン・マウント(チェルシー)



かつてアーセナルで活躍したポール・マーソン氏は、英『Daily Star』にて今季最も伸びた選手にマウントの名を挙げた。

昨夏にチェルシーは大型補強へ動いたが、主役になったのはティモ・ヴェルナーでもハキム・ツィエクでもない。

マウントはクラブのレジェンドであるフランク・ランパードの後継者と呼ぶべき存在になってきており、イングランド代表の方でも活躍が期待できる。運動量に加えて得点力も伸びており、ワールドクラスへの道を順調に駆け上がっている。

4.ジャック・グリーリッシュ(アストン・ヴィラ)



プレミアの面白いところは、中堅クラブにも興味深い攻撃的MFがいることだ。

今季アシスト数を二桁に乗せている選手はトッテナムFWハリー・ケイン(13アシスト)、マンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネ、マンUのフェルナンデス(ともに11アシスト)、そしてグリーリッシュ(10アシスト)の4人。

あくまで中堅クラブであるアストン・ヴィラでアシストを量産できているグリーリッシュの実力はもっと評価されるべきだろう。やや私生活でお騒がせな部分はあるものの、実力的にはビッグクラブでも活躍できる選手だ。

5.イルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)



30歳を迎えたギュンドアンをブレイク組に加えるべきか迷うところだが、今季が覚醒のシーズンとなったのは間違いない。

これまではテクニシャンといった印象だったが、今季はリーグ戦で12得点と爆発。昨季が2得点だったことを考えると、今季の急成長は目を見張るものがある。アグエロの離脱が目立たなかったのは、ギュンドアンの得点力覚醒が大きい。

もちろん彼らの他にもデ・ブライネ、チェルシーのエンゴロ・カンテ、ジョルジーニョ、ウェストハム移籍で復活したジェシー・リンガードなど、印象的なMFはいる。

中盤での主導権争いは今季のプレミアにおける注目ポイントになっており、今季に限れば主役はMFたちだ。

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