“リンガード効果”がここにも 相乗効果で覚醒したウェストハムFW

3試合連続得点のボーウェン photo/Getty Images

3試合連続得点中のボーウェン

今冬の移籍期間でマンチェスター・ユナイテッドからウェストハムへレンタル移籍し、大活躍を果たしているジェシー・リンガード。そのリンガードの隣で、彼の移籍とともに結果を残しているFWがいる。ジャロッド・ボーウェンだ。

ボーウェンはナショナルリーグ(5部)のヘレフォード・ユナイテッドでデビュー。しかし、チームの解散により2014-15シーズンよりハル・シティへ移籍する。加入後4年目でブレイクすると、昨年冬にウェストハムへ加入した。

今季開幕した頃のボーウェンは、右サイドハーフとして起用され、第3節のウォルバー・ハンプトン戦で2ゴールを決めるなど活躍。リンガード加入後は右サイドハーフのほか2トップの一角として起用され始めると、プレミアリーグの第29節アーセナル戦から現在まで3試合連続得点中と、一気に結果を残した。
右サイドからカットインし、左足のシュートを得意とするボーウェン。サイドや中央にスペースを見つけるとすぐさま飛び出して、一瞬のスピードからゴールを決める。またデュエルの勝利数は「120」とチームの攻撃陣では最多の数値となっており、ゴールだけでなく身体の強さも発揮している(データはプレミアリーグ公式より)。

直近3得点のうち、2つがリンガードのアシストによるゴールとなっている。リンガードの大活躍によって、ボーウェンのパフォーマンスにも大きな影響を及ぼしていることがわかる。現在UEFAチャンピオンズリーグ出場圏内の4位にいるウェストハム。このままクラブ初のCL出場となるのか。ブレイクするリンガードの隣で結果を残し続けるボーウェンにも注目だ。

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