セレッソの得点力は“大卒ルーキー組FW”が補う 彼の爆発が今季のカギとなるか

加藤陸次樹の得点力がカギを握ってくるかもしれない(写真は横浜FM戦) photo/Getty Images

アビスパ戦での途中出場からゴールを決めている

最近何かと話題となっている大卒ルーキー。有名なところでいえば、川崎フロンターレの三笘薫と旗手怜央、サガン鳥栖の林大地といった選手たちである。彼らは加入初年度ながらも勝利に貢献する高いパフォーマンスを見せ、所属クラブではスタメン級の選手として活躍中だ。そんなJ1リーグを席巻した大卒ルーキーだが、J2リーグにも昨季大卒ルーキーとして前述した選手たちにも負けない輝きを放った選手がいた、現セレッソ大阪所属の加藤陸次樹だ。

大卒一年目はツエーゲン金沢に加入した加藤は初年度から42試合に出場し、13ゴールと昨季18位に沈んだ金沢の得点源となる活躍を披露。昨季コンビを組んだツエーゲン金沢の杉浦恭平との2トップは素晴らしく、金沢の強力な武器としてチームに貢献した。

加藤の特長は前線での素早い動き出しにある。前線で常に動き続ける加藤は高い瞬発力から一瞬で相手を振り切り昨季ゴールを量産している。また、ボックス内での正確なシュート精度も魅力であり、相手を抜き切らずゴールを決める点も評価したい。他にも前線での収める能力も高く、昨季は相手を引き付けてアシストを記録するなどフォワードとしての多彩さも持ち合わせている。

今季は活躍の舞台をJ1のセレッソ大阪に移してすでに2ゴールの活躍。リーグ戦ではいまだに先発の出場はなく、途中交代が主な出場手段となっているが確実に結果を出している。引き分けとなったアビスパ福岡戦でも途中交代で出番を得ると、後半31分には丸橋祐介からのクロスに合わせて逆転弾を決める活躍を見せた。他にも得点とはならなかったが持ち前の飛び出しから良さを見せ、アビスパの脅威になっていたことは間違いない。

セレッソは3位とまだ上位をキープしているが、FW陣の得点力が少し気がかりではある。チーム得点王の大久保嘉人もここ最近はゴールから遠ざかっており、相方を務める豊川雄太も一点しか取れていない状況だ。短い時間で結果を出している加藤の先発起用も考えてもいいかも知れない。今後の加藤に奮起に注目したい。

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