“第2の遠藤航”となれるか 東京五輪世代の大型守備職人が成長中

フローニンヘンの守備に欠かせない板倉 photo/Getty Images

オランダで伸びる才能

現在ドイツのシュツットガルトでブレイクしている日本代表MF遠藤航は、守備的MFに加えて最終ラインもこなせる万能の守備職人だ。

その遠藤に続く存在となれるのか。同じく複数ポジションをこなせる若き日本の守備職人が奮闘を続けている。

オランダのフローニンヘンでプレイする24歳の板倉滉だ。マンチェスター・シティからのレンタルでフローニンヘンに加わっている板倉は、186cmとサイズがある選手だ。東京五輪世代でもあり、守備的MFとセンターバックの両方をこなせる。フローニンヘンの方ではセンターバックを任されており、今季はここまでリーグ戦全試合フル出場を記録している。

中盤でもプレイできる板倉は足下の技術も落ち着いており、今季エールディヴィジではセンターバックの中で7番目に多い1145本のパスを記録。またロングボール成功数も、センターバックの中では9番目に多い91本を記録している。最終ラインから攻撃にスイッチを入れられる存在なのだ。

守備の方でも、センターバックの中で4番目に多い38回のインターセプト、空中戦勝利数も7番目に多い44回を記録している。フローニンヘンといえば現在ドイツのアルミニア・ビーレフェルトでプレイするMF堂安律も活躍したクラブだが、そこで板倉も着実に経験を積んでいる。

すでにA代表の舞台も経験しており、板倉は3バックを使用する際にセンターバックとして計算できる選手だ。ボローニャの冨安健洋、サンプドリアの吉田麻也と合わせ、日本にも海外で通用するセンターバックが増えてきた。

守備的MFもこなせるのは大きな強みで、そのユーティリティ性を活かして欧州5大リーグにもチャレンジしたいところ。第2の遠藤航となれるのか、オランダで経験を積む板倉のステップアップに期待したい(数字は『WhoScored.com』より)。

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