マンCはまたも大功労者を手放すことに? 絶対的エースだった男に近づく別れ

今季限りでマンCとの現行契約が満了を迎えるアグエロ photo/Getty Images

気になるペップの発言

近年、圧倒的な資金力を武器として各国の有力選手を次々と獲得し、イングランド・プレミアリーグにおける影響力をみるみる拡大していったマンチェスター・シティ。同クラブが2010年代に獲得した主要タイトルは実に11個。それまでに保有していた主要タイトル数が8個だったことを考えても、この10年間が彼らにとって大躍進の時期であったことは間違いない。

しかし、そんなマンCは今夏に新たな時代へと舵を切ることになるのか。昨夏MFダビド・シルバが退団した同クラブは、それに続いて絶対的エースだった男をも手放すことになるかもしれない。

その男とは、チームのNo.10を背負うアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロだ。これまでの在籍9年半で、クラブ歴代最多となる256得点を挙げている同選手。2位のFWラヒーム・スターリング(108得点)とは現時点でダブルスコアの差がついており、マンCにとっては紛れもないレジェンドと言えるだろう。

だが、そんなアグエロは昨季から怪我に悩まされることも増え、次第にマンCでの出場機会が減少している。それに加え、今季は新型コロナウイルス感染者との濃厚接触による隔離措置を受けた影響もあり、ここまでの公式戦出場はわずか9試合。プレイタイムもたったの260分となっている。あれほどチームを力強く牽引していた男も、今ではすっかり影が薄くなってしまったと言っていい。

そんなアグエロに、マンC退団の時が近づいているのかもしれないと推測するのは英『Daily Mirror』だ。同メディアはアストン・ヴィラ戦前の会見に出席したジョゼップ・グアルディオラ監督の発言から、指揮官がこのストライカーを今夏手放す準備をし始めているのではと主張する。

「我々は彼を必要としている。彼がいなくて寂しいね。アグエロはシティの歴史の中でも最高のストライカーだ。彼は能動的に試合を支配する事ができる。彼を待っているよ。だが、それと同時に我々は前へ進まねばならない。可能であればチームに戻したいけれど、彼がいないことにも慣れなければならないね。今いる選手で、代替案を見つける事ができると思っているよ」

アグエロに関して、このように発言したグアルディオラ監督。一見すると、単にアグエロの復帰を願っているように見受けられるが、『Daily Mirror』が注目したのは後半部分。「彼がいないことにも慣れなければならない」という一文だ。今年6月でクラブとの現行契約が満了を迎えるアグエロ。復帰すれば戦力にはなるが、現在32歳の彼を契約更新してまでマンCが来季も引き留めるかは微妙なところ。指揮官の発言は、それを踏まえての部分もあったのかもしれない。

これまでクラブに多大な貢献を果たしたアグエロだが、はたしてこのストライカーは来季どこでプレイすることとなるのだろうか。アルゼンチン代表FWの動向からは、今後も目が離せない。

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