ノイアーも認めるチェルシーGKの実力 わずか“2000万ポンド”でやってきた男

今夏チェルシーに加入したメンディ photo/Getty Images

ワールドクラスの仲間入りか

2020年夏の移籍市場にて、チェルシーは大型補強を敢行した。DFチアゴ・シウバ、MFカイ・ハフェルツ、MFハキム・ツィエク、FWティモ・ヴェルナーなどの実力者を次々と獲得し、スカッドの強化に励んだ同クラブ。彼らは皆、現時点でチームの主力として活躍しており、ブルーズにとっては狙い通りの補強になったと言っていいだろう。移籍金総額2億2600万ポンド(約310億円)にものぼるとされる大補強は、今のところその金額に見合うだけの成果を上げている。

しかし、そんな多額の投資を行ったなかで最も称賛されている補強は、わずか2000万ポンド(約29億5000万円)で獲得してきた選手か。その選手とは、スタッド・レンヌから引き抜いたGKエドゥアール・メンディだ。昨季から不安定なパフォーマンスを見せていたGKケパ・アリサバラガの代役守護神としてチェルシーにやって来た28歳は、その移籍金の安さからは想像もできないほど躍動している。ここまで新天地では公式戦13試合に出場して、すでにクリーシートを9回達成。複数失点を喫した試合も未だなしと、抜群の安定感でブルーズの守備を支える存在となった。

正直なところ、レンヌでプレイしていた頃の彼に注目していた人はそれほど多くなかったことだろう。わずか2000万ポンドという移籍金もそれを物語っていると言っていい。しかし、今やメンディは誰もが認めるワールドクラスのGKとなったのか。世界的名手としてサッカー界に名を轟かせるバイエルン・ミュンヘンのドイツ代表GKマヌエル・ノイアーも、メンディの実力は世界トップレベルだと評価しているようだ。同選手は仏『L'Équipe』のインタビューにて、現在のサッカー界におけるワールドクラスの守護神について尋ねられた際、次のように回答している。

「現在のサッカー界にはワールドクラスのGKがたくさんいる。たとえば、レンヌからチェルシーに移籍したエドゥアール・メンディだ。リーグ・アンでプレイしていた選手だけど、彼はビッグクラブに加入してすぐに成功を掴んでみせた。本当に素晴らしかったね。各リーグにたくさんの良いGKがいるのは、本当に喜ばしいことだよ」

たくさん候補はいるというが、そのなかでも真っ先にメンディの名前を挙げたノイアー。他にも実力者はいるものの、同選手の中で現在最もホットなGKはチェルシーの新守護神ということか。その移籍金の安さからは考えられないほどのパフォーマンスを披露しているメンディ。いずれこの男がノイアー級の評価を得る日もやってくるのだろうか。世界最高級のパフォーマンスを披露し続けるチェルシー守護神の活躍からは、今後も目が離せない。

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