マケレレ、カンビアッソらと同じ領域へ スペシャル・ワンを支える“中盤の職人”

トッテナムのホイビュルク photo/Getty Images

トッテナム成功へのキーマン

名将ジョゼ・モウリーニョの成功の裏には、常に偉大なる守備的MFの存在があった。

チェルシー第一次政権ならクロード・マケレレやマイケル・エッシェン、インテルにはエステバン・カンビアッソ、レアル・マドリードでもサミ・ケディラやラサナ・ディアラ、チェルシー第二次政権ではネマニャ・マティッチらがそうだ。彼らは中盤を絶えず走り回り、ボールを狩り続けてきた。

現在モウリーニョが指揮するトッテナムはリーグ戦9試合を消化した段階で2位につけているが、そのチームにも似たような役割をこなす選手がいる。今夏にサウサンプトンから獲得したMFピエール・エミール・ホイビュルクである。

マケレレやカンビアッソらと比較すると、ホイビュルクはそこまで知名度のある選手ではない。ビッグクラブで大成功を収めた例もなく、獲得当初もホイビュルクがトッテナムにフィットするか疑問を抱いていた人もいるかもしれない。

しかしモウリーニョは開幕からホイビュルクを信頼し続けてきた。リーグ戦では開幕から全試合にフル出場しており、早くもトッテナムの中盤に欠かせない存在となっている。データサイト『WhoScored』の数字を見ても、ホイビュルクはここまでチームトップとなる29回のタックルを記録。さらにパス成功数も695本を記録しており、これはエヴァートンDFマイケル・キーンに次いでリーグ2番目だ。

決して派手な選手ではないが、モウリーニョはこうした中盤の職人プレイヤーを好んで起用してきた。サウサンプトンから1500万ポンドで獲得できたことを考えると、コスト的にもホイビュルクの獲得は大ヒットと言っていいはずだ。

トッテナムが今季のプレミアリーグかヨーロッパリーグのタイトルを獲得できた時、ホイビュルクもマケレレやケディラのようにワールドクラスのMFとの評価を手にすることになるかもしれない。ハリー・ケイン、ソン・フンミンと同じく、タイトルへのカギを握る選手だ。

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