“27歳”でようやく超攻撃型左SBが代表デビュー ドイツが活かしたいアシスト力

ドイツ代表デビューを果たしたマックス photo/Getty Images

やっと巡ってきたチャンス

早くドイツ代表でプレイしてほしい。数年前から召集が熱望されていた選手がようやくA代表デビューを飾った。

今月11日のチェコ代表戦でドイツ代表デビューを飾ったのは、27歳のDFフィリップ・マックスだ。

マックスは左のサイドバックを本職としているが、サイドハーフやウイングも担当できる攻撃力の高い選手だ。2017-18シーズンにはアウグスブルクでリーグ戦12アシストを記録することになり、この頃よりドイツ代表で試すべき選手と言われ続けていた。
しかしなかなか代表監督ヨアヒム・レーヴから声がかからず、気付けば27歳に。かなり遅いデビューとなったが、ようやくA代表での一歩を踏み出すことができた。

今季からはオランダの名門PSVに活躍の場を移しているが、そこでも2得点5アシストと攻撃性は遺憾なく発揮されている。この攻撃力をドイツ代表は活かしていくべきだろう。

近年はリヴァプールのアンドリュー・ロバートソンやバイエルンのアルフォンソ・デイビスなど攻撃的な左サイドバックが注目を集めてきたが、アシストを量産できる点ではマックスも負けてはいない。

マックスは14日のネーションズリーグ・ウクライナ戦にもフル出場してチームの勝利に貢献しており、来夏のEURO2020までに先発の座を固めたいところ。

想定より遅い代表デビューとなってしまったが、27歳にしてようやくマックスの代表キャリアが動き始めた。

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