鎌田大地ら魅惑の“トリックスター・トリオ”完成? テクニシャン3人への注目

フランクフルトの鎌田 photo/Getty Images

フランクフルトのオプションに

今季のフランクフルトでは、フィニッシュ役を務めるバス・ドストとアンドレ・シウバの2トップを創造性あるMFと評価される日本代表の鎌田大地が支える攻撃の構成となっている。

この3人は新たなフランクフルトの攻撃トリオと期待されており、開幕からも調子は悪くない。

ただ、注目のトリオはこの3人だけではない。フランクフルトにて、「魅惑のトリックスター・トリオ」が誕生する可能性がある。

デュッセルドルフでプレイしていたバルコク photo/Getty Images

18日に行われたケルン戦は1-1のドローに終わったが、新たなるトリオの可能性を感じることはできた。

独『Bild』が注目するトリックスター・トリオとは、鎌田、そしてアイメン・バルコク、アミン・ユネスの3人で構成されるユニットを指す。

ケルン戦ではバルコクとユネスが途中出場しており、短時間ながらトリックスター3人がピッチに揃うことになった。

バルコクはフランクフルトのユースを経てデュッセルドルフにレンタル移籍し、徐々にフランクフルトでも出番を掴もうとしている22歳の攻撃的MFだ。188cmとサイズもあるが、足下のテクニックも評価されている。

もう1人のユネスは、今夏にナポリから買い取りオプション付きのレンタルで加入した27歳の選手だ。

ドイツ代表でのプレイ経験もあり、ボルシアMG、アヤックス、ナポリと複数の国でプレイしてきた実績を持つ。

フランクフルトの攻撃に創造性を加える役割は鎌田、フィリップ・コスティッチが主に担ってきたが、バルコクとユネスもオプションとなれば面白い。

ここまでチームも2勝2分と負けがなく、まずまずのスタートを切った。攻撃に違いを生み出す新たなる選択肢として、トリックスター・トリオにも期待したい。

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