18日に行われたケルン戦は1-1のドローに終わったが、新たなるトリオの可能性を感じることはできた。
独『Bild』が注目するトリックスター・トリオとは、鎌田、そしてアイメン・バルコク、アミン・ユネスの3人で構成されるユニットを指す。
ケルン戦ではバルコクとユネスが途中出場しており、短時間ながらトリックスター3人がピッチに揃うことになった。
バルコクはフランクフルトのユースを経てデュッセルドルフにレンタル移籍し、徐々にフランクフルトでも出番を掴もうとしている22歳の攻撃的MFだ。188cmとサイズもあるが、足下のテクニックも評価されている。
もう1人のユネスは、今夏にナポリから買い取りオプション付きのレンタルで加入した27歳の選手だ。
ドイツ代表でのプレイ経験もあり、ボルシアMG、アヤックス、ナポリと複数の国でプレイしてきた実績を持つ。
フランクフルトの攻撃に創造性を加える役割は鎌田、フィリップ・コスティッチが主に担ってきたが、バルコクとユネスもオプションとなれば面白い。
ここまでチームも2勝2分と負けがなく、まずまずのスタートを切った。攻撃に違いを生み出す新たなる選択肢として、トリックスター・トリオにも期待したい。