ベイルだけじゃない スパーズの中盤に加わった“職人”がチームの柱へ

トッテナムのホイビュルク photo/Getty Images

モウリーニョの要求に応えられる人材

トッテナムにとって今夏No.1の話題はFWガレス・ベイルの復帰だ。ベイルがフィットすればプレミア屈指の攻撃陣を完成させられるはずで、サポーターもその時を待っていることだろう。

しかし、地味ながら効果的な存在になっている新戦力のことも忘れてはならない。すでに中盤の柱となり得る空気を醸し出しているのが、サウサンプトンからやってきたデンマーク代表MFピエール・エミール・ホイビュルクだ。

ホイビュルクは派手なテクニックを持つ選手ではないが、中盤の底から守備と攻撃の組み立てでチームに貢献できる職人肌のプレイヤーだ。ホイビュルク効果はすでに表れ始めており、1500万ポンドとされる移籍金で獲得できたことを考えると大きな補強だ。
数字で見ても、27日のニューカッスル戦ではチーム最多となる121回のボールタッチに、こちらも最多となる108本のパスを記録。パス成功率も88%と安定しており、中盤の底で早くも存在感を発揮し始めている。

英『90min』も大きな存在と伝えており、ジオヴァニ・ロ・チェルソ、ハリー・ウィンクス、タンギー・エンドンベレと合わせて中盤にもそれなりのピースが揃ってきている。

同メディアはエンドンベレの守備負担も減り、より攻撃でインパクトを放てるようになるとの期待も示している。ホイビュルクには指揮官ジョゼ・モウリーニョの要求に応えるだけの力があるはずで、今後トッテナムの中盤がどんな形となっていくのかも興味深い。

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