バイエルン行き拒否に後悔はないか ドイツ屈指のアタッカーは黄色く燃える

ドルトムントのロイス photo/Getty Images

バイエルンでもポジションは確保できたはず

ドイツ・ブンデスリーガで活躍した選手が王者バイエルンに引き抜かれるケースは何かと目立つ。

そうした他クラブからの引き抜きが機能していることもバイエルンが優勝を継続できている理由の1つと言えるが、ドルトムントの絶対的エースも過去に誘われたことがあるという。

ドイツ代表のFWマルコ・ロイスだ。ロイスは2012年にボルシアMGからドルトムントに移籍しているが、ロイスは天才肌のアタッカーだ。バイエルンが黙って見ているはずはない。
バイエルン移籍の可能性もあったようだが、『Sky Germany』によればロイスはバイエルンでの成長プランに確信が持てなかったという。

「バイエルンは僕のことを欲しがっていた。ハインケスとも話をしたよ。彼は経験ある指揮官で、僕は自身がどう成長できるのかを知りたかった。だけど、彼は僕を納得させられなかった。後悔?1秒もないよ!」

仮にロイスがバイエルン移籍を選択していればどうなっただろうか。ロイスはドイツサッカー界を代表する天才アタッカーだが、ブンデスリーガとチャンピオンズリーグのタイトルは獲得したことがない。

もしバイエルン行きを選んでいれば、2度の3冠に絡むことができていたはず。タイトルを優先するならばバイエルン行きが正解だったのだろう。

しかしロイスに後悔はない。タイトルはドルトムントで獲得してみせる。若きアーリング・ハーランドやジェイドン・サンチョとともに、ロイスは今季も燃えているはずだ。

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