フィルミーノでは不十分? 難しすぎるリヴァプール“サポート型9番”の評価

リヴァプールのフィルミーノ photo/Getty Images

得点力が物足りないとの声は未だある

現時点で多くのリヴァプールファンはブラジル代表FWロベルト・フィルミーノの働きに満足していることだろう。モハメド・サラーとサディオ・マネの両翼をサポートする存在として、同選手はその能力を遺憾なく発揮。チームのリーグ優勝に多大な貢献を果たしている。彼もまた、近年リヴァプールが成功を収めている立役者の一人であることは間違いない。

しかし、その一方では彼の得点力に関して少し物足りないとの意見もある。昨季は公式戦50試合に出場して12ゴール13アシスト。決して全くゴールを奪えていないというわけではないのだが、強豪クラブの9番としてもう少し得点数を伸ばしてほしいとの声も一部では上がっているのだ。

その役割からしてよくやっているのは間違いないのだが、英『talkSPORT』のコメンテーターを務めるエイドリアン・ダーラム氏もフィルミーノの得点数には疑問を感じている様子。リヴァプールが現在の影響力を少しでも長く維持したいのであれば、彼らは新たなストライカーを獲得しに行く必要があると同氏は自身の考えを次のように述べている。

「ボールがボックス内に供給される時、普通なら人々はその仕上げを9番の選手に期待することだろう。だけど、今のリヴァプールでそれが起こる可能性は低い。だから私は疑問を投げかけるんだ。『フィルミーノはリヴァプールがやりたいことを実行するのに、本当に十分な選手なのか?』とね。CLとプレミアで優勝できたのは素晴らしいことだったが、長くこの影響力を維持することを目指すなら彼は不十分なのかもしれないと私は思い始めている。数年だけの栄光を得たいだけなら構わない。でも、もし彼らが少しでも真のトップチームになりたいと思うのならば、新たなサインに動くべきだと思うね」

リヴァプールは両サイドバックの迫力ある攻撃参加を強みの一つとしているが、中央で待ち構えているのがフィルミーノではその強みを活かしきれないとダーラム氏。やはり、一部の人々はリヴァプールにもっとストライカー然としたCFが必要と考えているようだ。

しかし、そういった選手をスタメンに組み込むこととなれば、これまでフィルミーノがこなしてきたゲームメイク等の役割を誰に任せるのかは問題となる。いざCFを変更してみたら、他のタスクを全てこなしつつ12ゴールを決めたフィルミーノの凄さを改めて実感することとなる可能性は高いか。目に見える数字だけでは計り知れないブラジル代表FWの貢献度。いずれにせよ、評価の仕方がかなり難しい選手であることは間違いない。

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