マンCはメッシよりも獲得優先すべし オススメされる“2名”の実力者とは

マンCはメッシの獲得に動いているとされるが…… photo/Getty Images

巨人DFと若きテクニシャンの獲得を

リオネル・メッシとジョゼップ・グアルディオラ監督の強力タッグ再結成は実現するか。今、欧州サッカー界ではこんなことが話題となっている。長年過ごしたバルセロナ退団を望むとされているメッシの新天地に、有力候補としてマンチェスター・シティが浮上しているからだ。

メッシ獲得となれば、マンCとしてはこれ以上ない補強となることは間違いない。彼はまさしく“オンリーワン”な存在で、ピッチ上のどこでも違いを生み出すことができる。全盛期ほどのキレがあるかと言われればそうではないかもしれないが、未だ世界トップクラスのストライカーである事実は変わらない。確保できるチャンスがあるならば、是非チームに迎え入れたい選手と言えるだろう。

しかし、今夏のマンCにはメッシよりも優先して獲得すべき実力者が“2名”いると英『Manchester Evening News』は主張する。決してメッシの獲得を否定するわけではないものの、同メディアはそれよりも先にシチズンズには他のポジションの補強が必要だと訴えているのだ。

ナポリのクリバリ(左)とリヨンのアワール(右) photo/Getty Images

そのメッシよりも優先すべき“2名”のうち、最初に紹介されたのはナポリのセネガル代表DFカリドゥ・クリバリだ。圧倒的なフィジカルで相手アタッカーの進撃を阻む守備者。マンCは今夏ネイサン・アケを獲得したものの、右利きのセンターバックというのは未だ補強ポイントと言える状況だ。前線よりも最終ラインに実力者が欲しい中で、クリバリはまさに理想の存在。メッシを獲得できる資金があるのならば、まずマンCは彼の取引を完了させるべきか。

そして2人目に挙げられたのは、リヨンのフランス代表MFフセム・アワールだ。2019-20シーズンのチャピオンズリーグでもその実力を証明した22歳は、かねてよりマンCが目をつけていた存在と言われている。今夏クラブを退団したMFダビド・シルバの抜けたところに、彼が入れば完璧な穴埋めとなる。今まで後継者と考えられていたフィル・フォデンがウインガーとして覚醒しつつあるだけに、同メディアがそう考えるのも無理はないだろう。

今夏がメッシを獲得できる千載一遇のチャンスではあるものの、冷静に考えれば他にも補強ポイントが残っているマンC。はたして、今後彼らは移籍市場でどのように立ち回ることとなるのだろうか。唯一無二のスーパースターか、欧州屈指の実力者“2名”か。シチズンズは難しい選択を迫られることとなりそうだ。

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