32歳のストライカーも戦力外 ついに始まったピルロの“ユヴェントス大改革”

ユヴェントスのイグアイン photo/Getty Images

「別の街は道を歩むことを決めた」

2019-20シーズン限りでマウリツィオ・サッリ前監督を解任し、新シーズンからはアンドレア・ピルロ監督の下で再スタートを切るユヴェントス。そんな中で新指揮官はチームを自分の色に染めるため、今夏は大幅なスカッドの改革を図る方針だと現地では盛んに報じられている。

その一環として現時点で獲得が盛んに噂されているのは、ラウール・ヒメネスやエディン・ジェコ、アレクサンドル・ラカゼットといったストライカー勢だ。クリスティアーノ・ロナウドとパウロ・ディバラの“二枚看板”と前線で強力トリオを形成できる選手を探しているとされるピルロ監督。どの選手も獲得となれば、新生ユヴェントスにとっては目玉補強となるだろう。

しかし、その裏ではこのスカッド大刷新の煽りを受ける選手も。FWゴンサロ・イグアインはまさにその代表格で、今季リーグ戦8ゴールに終わった背番号21にピルロ監督は信頼を置いていない。そんな中、同監督はすでにこのアルゼンチン人ストライカーには来季の構想に入っていない旨を伝えたようだ。英『Daily Mail』によると、現地時間25日に開かれた記者会見にて新指揮官は次のように語っている。
「ゴンサロとは話をしたよ。彼はワールドクラスのプレイヤーだが、我々は別の道を行く時だと判断した。彼との時間は終わりを迎えたんだ。我々はお互いの決断を尊重し、別の道を歩むことを決めた」

ナポリ時代に大爆発したことを評価されて2016年夏にヘッドハンティングされたストライカーだが、ユヴェントスでの旅はここまでの様子。はたして、イグアインは来季どこでプレイすることとなるのだろうか。ピルロ監督の推し進める“ユヴェントス大改革”のプロジェクトが早速動き始めている。

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