24本のパスのうち“9本”がキックオフ バルサFWが味わった屈辱的な惨敗劇

思わず天を仰ぐスアレス photo/Getty Images

まさかの8失点完敗

チャンピオンズリーグのようなハイレベルな戦いでワンサイドゲームになる機会はあまり多くないのだが、14日に行われたチャンピオンズリーグ準々決勝のバルセロナVSバイエルンの一戦は8-2と大差をつけてバイエルンが勝利することとなった。

8点も奪われた守備陣も屈辱を味わったはずだが、攻撃陣も特殊な形で屈辱を味わうことになった。

8点奪われたということは、試合開始のキックオフを合わせて合計9回もキックオフをさせられたことになるのだ。FWの選手にとっては許されない屈辱だろう。
バルセロナでいうならFWルイス・スアレスだ。スアレスは57分に意地のゴールを決めたが、それよりも屈辱の方が大きい。

スペイン『MARCA』によれば、スアレスがこの日記録したパス本数は24本。そのうちの9本がキックオフによるものだったのだ。

前線ではほとんどボールを触れず、ヒートマップはセンターサークル付近がかなり濃い色になっている。バルセロナほどのチームがここまで一方的な展開を味わうのも珍しいだろう。

今季はリーガ・エスパニョーラのタイトルもレアル・マドリードに奪われてしまい、かなり不満の大きいシーズンとなってしまった。

チャンピオンズリーグもこのような形で終わってしまい、シーズンの終わり方としては最悪に近いものと言えよう。

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