元祖怪物“ロナウド2世”への道 セレソンW杯制覇に欠かせぬ純粋な点取り屋

マンCでプレイするG・ジェズス photo/Getty Images

今最も期待がかかるのは

最近のブラジル代表ではネイマール2世、カカー2世と呼ばれる若手がちらほらと出てきている。

ネイマール2世ならばレアル・マドリードのヴィニシウス・ジュニオール、ロドリゴ・ゴエスらで、カカー2世はミランのルーカス・パケタ、さらにレアル入りしたレイニエル・ジェズスもそのように表現されていた。

先輩のように成長してくれれば言うことなしだが、ブラジル代表がワールドカップ制覇を目指すならばもう1つ欲しいポジションがある。

2002日韓ワールドカップでブラジルを頂点へ導いた元祖怪物ロナウドの後継者だ。不思議とロナウド2世と呼ばれる選手はあまり出てこない。それだけ目指すのが難しい領域ということなのかもしれない。

とはいえ近年のブラジルはネイマールやフィリペ・コウチーニョ、ウィリアンらワイドな位置から仕掛ける選手ばかりが目立ち、点取り屋と呼べるセンターフォワード系の選手は不足気味だ。

数少ないロナウド2世候補を挙げるなら、現時点で最も近いのはマンチェスター・シティ所属のガブリエウ・ジェズスだろう。

ジェズスもウイングをこなすため、純粋なセンターフォワードとは言えないかもしれない。しかしネイマールやカカーが持ち合わせていない特殊な得点感覚を備えているのは間違いない。

まだマンCではセルヒオ・アグエロの方が高い評価を得ているが、そろそろ世代交代の時が近づいている。

リーグ再開後はアグエロが膝を痛めていたこともあり、ジェズスの出番も増加。リーグ戦ラスト5試合では4得点2アシストと見事な成績を残し、合計14得点で今季リーグ戦を終えた。

さらにチャンピオンズリーグの方では決勝トーナメント1stレグでレアル・マドリード相手に貴重なゴールを記録。ゴール前の巧みなポジショニングからヘディングでネットを揺らしたが、あの得点感覚はネイマールやカカーにはないものと言っていい。

合わせると今季のジェズスは22得点を記録しており、すでにキャリアハイを更新した。23歳のストライカーは間違いなく成長している。

まずはクラブでアグエロを超え、そしてブラジル代表でも真の点取り屋としてチームをワールドカップ制覇へ導きたい。

すでにリオデジャネイロ五輪、コパ・アメリカ2019は制覇するなど、代表の方でも何かとタイトルに恵まれたキャリアは送れている。この勢いで2022ワールドカップでも頂点を狙いたいところで、ジェズスこそロナウドに次ぐ21世紀最高のブラジル産センターフォワードになるべき選手だ。

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