レノが正守護神に復帰しても落ち込むな 優秀すぎる“第2GK”の微妙な立場

アーセナルのマルティネス photo/Getty Images

元守護神がアドバイス

来季アーセナルの正守護神は誰が務めることになるのか。シーズン途中まで抜群の安定感でチームを最後方から支えていたベルント・レノ、同選手の離脱からゴールマウスを守って安定感あるパフォーマンスを披露したエミリアーノ・マルティネス。どちらも優秀なだけに、ミケル・アルテタ監督は頭を悩ませることとなるかもしれない。

しかし、レノが復帰となれば指揮官は彼をファーストチョイスとする可能性が高いか。同選手はその経験から、シーズン前半戦にチームが苦しんでいた時期もパフォーマンスは一定で調子に波がなかった。その一方でマルティネスが素晴らしい活躍を披露した期間はまだ短い。併用という考え方もあるが、やはりどうしてもレノの方が安心感はあるかもしれない。

とはいえ、そうなったとしてもマルティネスは気を落とすなとクラブOBのデイビッド・シーマン氏は主張する。彼も優秀なGKであることは間違いないものの、やはりレノが長年積み上げてきた信頼はそう簡単に揺らぐものではないかもしれないと、同氏は英『THE Sun』へ次のように語る。

「マルティネスはそのキャリアで何度もレンタルを経験してきた。様々なクラブでプレイしてからようやくガナーズでのチャンスを掴んだ点は私とよく似ているね。苦労人だ。だけど、ミケルは本当にシビアな決断をする可能性がある。マルティネスは素晴らしいクオリティを備えているけれど、まだそれを披露した期間は短い。対してレノは数シーズンにわたって優れた姿を見せている。クラブに2人の良質なGKがいることは幸運なことだが、本人たちからしてみれば難しい状況だ。どんな結果になっても、マルティネスはその立場を受け入れる必要があると思うよ」

どちらかが控えに回らねばならない状況だけに、マルティネスは再びそれを受け入れる準備もしておかねばならないとシーマン氏。とはいえ、今季の活躍があっただけに、以前までと扱いが変わるのは間違いない。はたして2019-20シーズン終盤戦に評価を高めたアーセナルGKは、来季どのような境遇でシーズンを過ごすこととなるのだろうか。

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