近年は欧州でプレイしていた実力あるプレイヤーたちが中国へ向かうケースも珍しくないが、その中でも話題を呼んだビッグネームの1人がブラジル人MFオスカルだ。
中国やMLSへ向かうのはベテランになってからといった風潮がある中、オスカルは全盛期ともいえる2016年にチェルシーから上海上港へ移籍。2014ブラジルワールドカップにも出場した実力派プレイヤーの中国行きに世界は衝撃を受けることになった。
中国でもオスカルは活躍を続けているが、やはりリーグのレベルは欧州と比較にならない。中国でプレイを続ける限り、オスカルをブラジル代表に招集するのは難しいかもしれない。
英『Daily Mail』によると、オスカルもそれは理解している。しかしその一方で、FIFAのルールが改正されるならば中国代表入りを検討する考えがあることも明かしている。ブラジル代表でプレイしてきたオスカルが中国代表に乗り換えることはできないことになっているが、中国代表でのプレイをイメージするほどオスカルは中国にこだわりがあるようだ。
「今はここにいてブラジル代表へ行くのが難しいから、もちろん中国国籍取得について考えることはできるよ。中国の人は僕がどれだけ良いプレイをするか分かっている。それに中国代表は優れたMFを必要としていて、僕はそれを手助けできる」
オスカルは今も28歳と若い。仮にルール変更されて中国代表入りが認められるようになれば、アジア勢にとっては強烈な存在となるだろう。
もちろんそう簡単に進む話ではないが、オスカルは中国国内でプレイすることに満足しているようだ。
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