ブロゾビッチほどの安さではないが、加入以降長きにわたって正守護神の座を譲らないハンダノビッチの獲得も大ヒットだった。スロベニア出身のGKはここまでインテルで329試合に出場しクリーンシートを115回も達成している。PKでも無類の強さを発揮する守護神の獲得がインテルにとってこの上なく大きかったのは言うまでもない。
そんな激戦のランキングでトップとなったのは、現チームの最終ラインにステファン・デ・フライと君臨するシュクリニアルだ。今年2月で25歳を迎えた同選手は、まだ22歳だった2017年夏の移籍市場でサンプドリアから加入。まだ若かった後のワールドクラスを確保できたと考えれば、3400万ユーロは破格と言えるだろう。インテルで過ごした3シーズンでリーグ戦での欠場はわずか6試合という稼働率の高さも、同メディアが彼を1位とした大きな理由だ。
そして、今回のランキングで驚くべきはFWラウタロ・マルティネスがトップ5から漏れたことか。ルカクと共に現チーム攻撃陣の中心となっている同選手だが、この選外はそれだけインテルの補強が成功を連発しているという事実を表していると言っていいだろう。ここ10年の間に大ヒット連発を連発しているインテルの補強策。これからも彼らは、その確かな目利きで着実にスカッドを強化してくることだろう。
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