“NEWハビエル・マスチェラーノ”。近年ファンの間でそんな異名をとり、将来の大爆発に期待がかかっている21歳の若き守備職人をご存知だろうか。ウェストハムでプレイするイングランド代表MFデクラン・ライスである。
最終ラインと中盤の両方でプレイ可能なこと、さらにはウェストハムで頭角を現した選手とあってマスチェラーノと比較されることが多いライス。今季ウェストハムを退団することとなれば、移籍市場で人気銘柄となることは必至の有望株だ。アグレッシブな守備で相手の進撃を阻むボールハンターの去就には注目が集まっている。
そんな急成長を見せるライスの才能にはチームメイトも驚かされている様子。英『talkSPORT』のインタビューに登場したDFアーロン・クレスウェルは、いずれライスは別次元の存在になるかもしれないと次のように21歳の才能を絶賛する。
「ライスはもうプレミア通算100試合出場が近づいている。彼はこの国におけるトップタレントのうちの一人だと確信しているよ。僕にとって良き仲間であり、ウェストハムの選手だから言っているのではなくてね。本当にそう信じているんだ」
「ライスにはチームを去ってほしくないけれど、もしそうなったとしても彼は周囲と一緒に別次元の選手へと成長していくはずだ。チーム事情から少しの間またセンターバックとしてプレイしたけれど、彼はMFと両方をハイレベルにこなすことができるんだ。ここにきて素晴らしいオプションを手に入れたね。本当に凄まじい能力を持った選手だ」
チームメイトであることを差し引いても、ライスはとんでもない能力の持ち主だと断言したクレスウェル。30歳のベテランDFは若き守備職人にメロメロとなっているようだ。
もはや期待の若手というだけでは表現できなくなってきたライスという選手。はたして、彼は来季以降どのクラブでその才能を伸ばすこととなるのだろうか。自分に合ったベストな場所を選びたいところだ。
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