ゴールが決まったかと思えば、グッと手や足が伸びてくる。マンチェスター・ユナイテッドの守護神ダビド・デ・ヘアへの印象はそんなところだろう。
193cmの長身と、素早い反応速度で幾多ものピンチを救ってきたデ・ヘア。マンU公式によると、かつてマンUでプレイしたGKトマシュ・クシュチャクはデ・ヘアのことをスパイダーマンのようと表現する。
「彼とは1年近く一緒にトレーニングしてきたが、チームメイトがゴール隅に蹴ったシュートをスパイダーマンのように飛んでセーブしていた光景を覚えている。何てやつだと思ったよ。彼はパワフルで速いトップレベルの選手だ」
「直近8〜9年の彼のパフォーマンスはアンビリーバブルだ。順調に進んでいるトップクラブでプレイするのは簡単だけど、残念なことにサー・アレックスが退任してからユナイテッドは少し苦しんでいるし、ダビドにも大きなプレッシャーがかかっている。彼が4〜5年ほど連続でチームのベストプレイヤーに選ばれたことも驚かないよ。彼はそれにふさわしいからね。彼はほとんどのゲームで大きなプレッシャーの下にあったけど、いくつも重要なセーブをしてきた」
「私も何試合かユナイテッドでプレイしたけど、3回くらいしかボールに触らなかったからね。ほとんど何もしていないんだ!僕はただパスを出して、チームは3-0で勝ってる。だけどダビドはそうじゃない。彼はほとんど毎試合重要なセーブをしているし、私にとってはアンビリーバブルなGKであり、間違いなく世界最高の1人なんだ」
確かにプレミアリーグやチャンピオンズリーグを制していた頃のマンUは、GKがヒマを持て余しているケースも少なくなかった。しかし今では格下クラブからも強烈なシュートを浴びることがあり、デ・ヘアは大忙しだ。デ・ヘアのおかげで勝ち点を拾ったゲームも多く、近年の働きは圧巻だったと言える。
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