“10年前”のイングランド黄金世代候補はどこへ? 伸び悩んだU-17王者たち

クリスタル・パレスで伸び悩むウィッカム photo/Getty Images

中堅世代が育たず

現在のイングランド代表はFWジェイドン・サンチョ、MFフィル・フォデン、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドらトップレベルの実力を持つ若手が続々と出てきているため、Newゴールデンジェネレーションではないかと大きな注目を集めている。

確かに今のイングランドは若手が豪華だが、実は10年前にも同じような期待感を煽ることがあった。U-17イングランド代表が2010年に行われたU-17欧州選手権を制覇したのだ。

英『GIVE ME SPORT』も当時のことを振り返っているのだが、残念だったのはその後の大失速だ。この時はストーク・シティGKジャック・バトランド、クリスタル・パレスFWコナー・ウィッカム、ズルテ・ワレヘムFWサイード・ベラヒーノ、ワトフォードMFナサニエル・チャロバー、そして現チェルシーMFロス・バークリーがいた。

この中で最も有名なのはバークリーだろうが、バークリーがチェルシーで伸び悩んでいるのは有名だ。A代表に入れるかも際どいラインにあり、スティーブン・ジェラード2世などと期待されながら成長がストップしてしまった。

当時はハリー・ケインと比較されるほどの存在だったが、私生活の乱れもあって転落したベラヒーノ、当時のU-17欧州選手権で3得点を挙げると同時に大会最優秀選手に輝いた大型FWウィッカムも思ったほど伸びなかった。

サンチョ、アーノルドらはすでにビッグクラブで結果を出しているため、彼らの世代と比較することはできないだろう。ただ、バークリーらの世代が少し伸び悩んだのは痛かった。世代に谷間のようなものが出来てしまい、中堅世代たちがチームの顔となることができなかった。

今後はケインら一部の中堅世代を軸に、サンチョやフォデンら若手が続々と入ってくる構成となるのだろう。今回こそは新・黄金世代誕生の時とサポーターも信じているはず。その期待に応え、目指すはEURO&ワールドカップ制覇だ。

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