新型コロナウイルスの影響により、各クラブはこれまで通りの補強を行うのが難しくなると予想されている。若手の起用や、レンタル移籍している選手を呼び戻すなど、異なるアプローチでのチーム強化が必要となるかもしれない。
そんな中、英『90min』がリヴァプールにオススメしたのがヘルタ・ベルリンにレンタル移籍している24歳MFマルコ・グルイッチだ。
変化の時を迎えるであろうリヴァプールの中盤にて、グルイッチにセカンド・チャンスを与えるのも悪くはないだろう。
リヴァプールの中盤ではアダム・ララーナが退団すると見られており、ジェイムズ・ミルナーも34歳と大ベテランの領域に入りつつある。期待を込めて獲得されたナビ・ケイタもフィットしていないため、グルイッチを試す価値はある。
またグルイッチは190cmと高さがあり、明確なバックアッパーがいないアンカー・ファビーニョの負担を軽減する存在にもなるかもしれない。同メディアはヘルタへの2年間のレンタル移籍で十分グルイッチが成長し、プレミアリーグでも通用するレベルの選手になったと太鼓判を押す。
ヘルタを指揮してきたパル・ダルダイも、以前グルイッチのことを次のように絶賛していた。
「これは他のプレイヤーを侮辱する意味ではないが、マルコは私がこのクラブで見てきた選手の中で圧倒的No.1のMFだ。彼は多くのポテンシャルを備えており、ピッチでそれを見ることができる。彼は中盤で強さがあり、空中戦にもタックルにも勝てる。勝利への強い欲望もある」
ここまで絶賛された選手を試さないのはいかがなものか。すでにセルビア代表でのプレイ経験もあるグルイッチのカムバックを待っているリヴァプールサポーターも少なくないはずだ。
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