近年はスピードのあるセンターバックも増えてきているが、やはり足の速いDFをドリブルでかわすのは非常に難しい。
今夏の移籍市場で主役になると考えられているライプツィヒDFダヨ・ウパメカノもそのタイプだ。パワーとスピードの両方を兼ね備えており、空中戦でも強さを発揮できる。相手FWを身体能力でねじ伏せられるセンターバックなのだ。
その凄さはライプツィヒのチームメイトも保証する。ブンデスリーガ公式によると、ウパメカノにはMFエミル・フォルスベリ、FWティモ・ヴェルナー、FWユスフ・ポウルセンもお手上げのようなのだ。
例えばフォルスベリは、「ダヨは世界のどのクラブでもプレオできるよ。誰も彼を突破できないんだ。僕もね」とコメントしており、1VS1の強さは圧倒的なレベルにあることを強調している。普段のトレーニングでもウパメカノがドリブルでかわされる機会はほとんどないのだろう。
チームのスピードスター・ヴェルナーも、「あれほど速いセンターバックは見たことがないし、彼はアンビリーバブルなフィジカルを備えているんだ。このまま成長すればジェローム・ボアテングと同じくらい良いセンターバックになれるよ」と絶賛する。全盛期のボアテング級まで成長すれば言うことなしだろう。
最後にポウルセンは、「彼は世界トップのセンターバックだ。速くてクレバーで、チャレンジが上手い。彼を突破するのは非常に難しいよ」とコメントしている。身体能力だけでなくクレバーさまで備えているのがウパメカノの凄さか。
ビッグクラブがこれほどの逸材を放っておくはずはなく、今夏には未来の世界最高センターバックを巡る大争奪戦が勃発するのだろう。ウパメカノの獲得はクラブにとってかなり大きなプラスとなるはずだ。
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