キリアン・ムバッペ、アーリング・ハーランドら若きアタッカー陣も熱いが、今後の移籍市場を盛り上げるであろう若手センターバック陣も見逃してはならない。
スペイン『MARCA』が特集しているが、ビッグクラブにステップアップする準備が整っている若きセンターバックが続々と出てきているのだ。
1.オザン・カバク(シャルケ/20歳)
トルコの最終ラインを統率していくであろうカバクは、ガラタサライでプレイしていた頃より欧州ビッグクラブの注目を集めていた選手だ。ところが、カバクはビッグクラブではなくドイツのシュツットガルト行きを選択。その後シャルケへと移籍し、着実にステップを踏んできた。
同メディアはバルセロナのジェラール・ピケと比較しているが、その実力は欧州トップクラブで十分に通用するレベルと言っていい。
2.ダヨ・ウパメカノ(ライプツィヒ/21歳)
ウパメカノだけはこの企画から外せない。今夏の市場で1、2を争う大人気プレイヤーであり、スピード、パワー、ボール奪取力など全ての能力が評価されている身体能力抜群のセンターバックだ。現時点で世界最高センターバック候補の1人と言っても大袈裟ではないだろう。
3.ロビン・ル・ノルマン(レアル・ソシエダ/23歳)
今季リーガ・エスパニョーラで躍進したソシエダの最終ラインを支えるのが、ル・ノルマンだ。ウパメカノと同じくフランス出身のセンターバックで、同メディアはリーガ最高の若手センターバックの1人とまで絶賛している。
比較対象として現在バルセロナでプレイするクレマン・ラングレの2017-18シーズンに似ていると伝えており、ウパメカノよりお得に獲得できる選手と注目されている。
4.ガブリエウ・マガリャンイス(リール/22歳)
今季エアバトル、1対1の対応などあらゆる部分で大幅に伸びたと評価されているのが190cmのブラジル人DFマガリャンイスだ。近年もリールは優れた若手を多く輩出してきているが、マガリャンイスもNEXTブレイク候補生の1人と考えられている。ブラジルの世代別代表でもプレイしており、本人もビッグクラブ挑戦を望んでいることだろう。
5.パウ・トーレス(ビジャレアル/23歳)
リーガからもう1人トーレスが選出された。アーセナルなども関心を示しているとされるトーレスについて、同メディアはレアル・マドリードのセルヒオ・ラモスに似たタイプと表現している。攻撃の組み立てにも貢献できると評価されており、今季のリーガNo.1ブレイク選手と言ってもいい。左利きなのも魅力的なポイントの1つだ。
今夏の間にビッグクラブ移籍を果たす者も出てくるだろうが、彼らは数年後に世界最高のセンターバックとなれるのか。新世代が続々と出てきているセンターバックも注目ポイントの1つだ。
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