E・チャン、ユーヴェでの時間に後悔なし?「サッリはチャンスをくれなかったが……」

今冬の移籍市場でドルトムントへレンタル移籍したチャン photo/Getty Images

キャリアの中で美しい1ページのまま

ドルトムントに所属するドイツ代表MFエムレ・チャンが、ユヴェントス時代を振り返っている。

バイエルン・ミュンヘンでプロとしてのキャリアをスタートさせ、レヴァークーゼンとリヴァプールを経て、2018年夏にユヴェントスへ移籍した現在26歳のチャン。加入初年度となる昨季はマッシミリアーノ・アッレグリ前監督のもとで主力として活躍し、公式戦37試合に出場(4ゴール1アシスト)した。しかし、今季からユヴェントスの指揮官にマウリツィオ・サッリ監督が就任すると状況が一変。チームの戦力外となり、チャンピオンズリーグの登録メンバーからも外され、今季前半戦は公式戦8試合の出場にとどまっていた。

こういった状況もあり、チャンは出場機会を求めて、今冬の移籍市場でドルトムントへのレンタル移籍を決断。これが功を奏したのか、新天地ではすぐさまレギュラーの座を確保し、早くもチームに必要不可欠な存在となっている。そのため、ドルトムントはチャンの契約内容に組み込まれていた買取オプションを加入からわずか1ヶ月で行使している。
そんなチャンがドイツ『BILD』のインタビューに応じた際、苦しい時期となった今季前半戦について「サッリは僕にチャンスすら与えてくれなかった。だから、僕は本当に難しい時間を過ごすことになったよ」と吐露した。

ただ、同選手にとってユヴェントスで過ごした時間に後悔はないようだ。「僕は昨年のチームでは重要な存在だった。スクデットの獲得に貢献し、チャンピオンズリーグでも活躍できたからね。いずれにせよ、ユヴェントスは僕のキャリアの中で美しい1ページのままだよ」とも話している。ユヴェントス時代の悔しをバネに、チャンはドルトムントで再び輝きを放つことができるのか。今後の活躍にも注目だ。

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