レアルの最前線で戦い続ける“No.9” 万能FWはこれからもレアルと共に

レアルで長く活躍するベンゼマ photo/Getty Images

「歴史を作りたい」

レアル・マドリードに欠かせないセンターフォワードは、これからも同クラブで輝き続けるために気合十分だ。ファンにとっては朗報か。FWカリム・ベンゼマが一部で噂されていた近い将来における古巣復帰の可能性を否定している。

現在32歳のベンゼマは2009年にリヨンからレアル・マドリードへと加入。移籍後は同クラブで501試合に出場し241ゴール133アシストを記録している。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが退団してからは攻撃の要としてチームをけん引する場面も多く、今季はここまで14ゴールとリーガ・エスパニョーラの得点ランキング2位につけている。年明け以降は少し息切れしている感も否めないが、それでもレアルの前線に必要な存在と言えるだろう。

だが、ベテランの域に突入しているということもあり、そんなベンゼマには一部から「近いうちに古巣リヨンへ復帰するのではないか」との噂も立っている。しかし、本人はこれからもレアルの“No.9”として活躍し続ける気満々のようだ。スペイン『MARCA』によると、ベンゼマはこの古巣復帰の噂について次のように語っている。
「僕がリヨンにどれほど愛着を持っているか、人々は知っていると思う。今でも彼らには感謝しているんだ。でも、現時点で復帰することは考えていない。世界一のチームであるレアルで歴史を作りたいのさ。その後のことはわからないけどね。でも、リヨンが僕のクラブであることは確かさ。いつも心の中にあるよ。ジュニーニョ・ペルナンブカーノやシルヴァン・ヴィルトールのような選手たちと一緒にプレイできたのは、本当に楽しかったね」

昨年12月には、かつての盟友であるリヨンのジュニーニョSDから復帰のラブコールを送られていたベンゼマだが、しばらくはこのままレアルで活躍を続けたいとの意思を表明している。

長くレアルの前線に君臨し続けるベンゼマ。来季で在籍12シーズン目を迎える同選手だが、このベテランFWはまだまだ“白い巨人”で輝き続けることとなりそうだ。

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