あのスアレスが“TOP10”から落ちた 現世界最高FWランキングを若手が荒らす

バルセロナのスアレス photo/Getty Images

若手が一気にジャンプアップ

ストライカーの世界にも「世代交代」の時が近づいているのかもしれない。

英『90min』が現世界最高のストライカー・ランキングを紹介しているが、トップ10にフレッシュな選手が数名入ってきているのだ。

10位:ティモ・ヴェルナー(ライプツィヒ)
9位:ハリー・ケイン(トッテナム)

8位:カリム・ベンゼマ(レアル・マドリード)

7位:アーリング・ハーランド(ドルトムント)

6位:ピエール・エメリク・オバメヤン(アーセナル)

5位:セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)

4位:チーロ・インモービレ(ラツィオ)

3位:クリスティアーノ・ロナウド(ユヴェントス)

2位:キリアン・ムバッペ(パリ・サンジェルマン)

1位:ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン)




1位がレヴァンドフスキとなるのは納得できるが、面白いのは2位にムバッペが入ってきていることだろう。

ムバッペは今季もリーグ・アンでモナコFWウィサム・ベン・イェデルと並んで得点レース首位に立っているが、ついにロナウドより上と評価されるようになったのだ。

今回バルセロナのリオネル・メッシはセンターフォワードとは分類されていないため、ランキングからは外れている。現段階でメッシとムバッペのどちらが上と評価されるかは分からないが、メッシをも追い詰める時が近づいてきているのだろう。

他には10位にヴェルナー、7位にハーランドが入ってきているのも特徴的だ。ハーランドは今季のブレイクから一気にトップ10入りすることになり、ヴェルナーとともに新時代の世界最高ストライカー候補と言えよう。

今後も若い世代が続々と入ってくるはずで、ストライカーの世界にも世代交代の波がきている。何より1つ下の順位に目を向けると、バルセロナFWルイス・スアレスが11位となっているのだ。怪我の影響もあるが、スアレスの評価が落ちてきているのは間違いない。

1、2年後にこのランキングはどう変わっているのか。ハーランドやムバッペはさらに順位を上げてくるはずだ。

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