やはり特別な存在 リヴァプール主将が語るマンCとのライバル関係

リヴァプールで主将を務めるヘンダーソン photo/Getty Images

「ビッグマッチだと感じる」

今、イングランド・プレミアリーグで最もファンの注目を浴びる対戦カードは何か。同リーグには世界中に名の知れたダービーマッチが数多く存在するため、決めるのは難しいかも知れない。

しかし、やはり強いチーム同士の対戦というのはファンの心を躍らせ、優勝を争うチームの直接対決ともなれば当該チーム以外のサポーターも気になるものとなる。となると、最も注目を浴びるカードに現在最もふさわしいのはリヴァプール対マンチェスター・シティというのが自然なチョイスになるか。

昨季熾烈な優勝争いを繰り広げ、今季もここまで1位と2位の関係にある両クラブ。彼らにはそれぞれエヴァートンとマンチェスター・ユナイテッドという地元のライバルが存在するが、今やお互いそれに匹敵するほどのライバルになったと言っていいだろう。
そんなマンCとのライバル関係を、リヴァプールの主将を務めるイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが語っている。英『Sky Sports』に対して、同選手は近年リーグタイトルを争うシチズンズとの対戦がいかにリヴァプールにとって重要かを次のように述べた。

「対戦するたびに彼らがとても良いチームだと感じている。シティとの試合前になると、いつもそれがタフなゲームになるだろうと思っているよ。特にアンフェールドで彼らに勝利することができれば、それはリーグにおける僕らの立場をより安定させることができると確信している。ビッグマッチだと感じていることを隠すことはできないね。タイトルを争うライバルに勝利するのは、ダブルヒットのように感じるよ。それは大きな成果だと言えるね」

マンCとの対戦は、やはり選手も特別と感じているようだ。しかし、彼らはそれだけがリーグ戦でないことも理解している。ヘンダーソンはさらに続けた。

「でも、フットボールを取り巻く状況が急速に変化することを僕らは知っている。今の僕らは彼らに勝利してもすぐに次の試合に集中することができているよ。過去2シーズンで僕らが得たのはそういった切り替えの早さなんだ」

マンCとは特別な関係にあるとしつつも、勝利したからといってリヴァプールがそこで燃え尽きることはないと主張したヘンダーソン。この2年間で彼らはライバルと死闘を繰り広げた後も同じモチベーション、クオリティで戦い続けることのできるスタミナを手に入れたようだ。

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