昨季限りで18年間の現役生活に別れを告げた元オランダ代表FWロビン・ファン・ペルシー氏。彼がキャリアで人々に最も衝撃を与えた瞬間はいつか。芸術的なゴールを数多く決めた彼だが、ピッチ外での出来事を挙げる人も少なくないのではないだろうか。マンチェスター・ユナイテッドへの電撃移籍だ。
2012年の夏に当時在籍していたアーセナルから国内のライバルクラブであるマンUへと移籍したファン・ペルシー氏。アーセナルでは絶対的エース、そしてキャプテンとしてチームを牽引していただけに、この移籍に驚いた人は多かったはずだ。
この電撃移籍を本人が仏『so foot』のインタビューで振り返っているのだが、少し興味深いのがマンU以外に誘われていたクラブの名前だ。マンチェスター・シティがファン・ペルシー氏にオファーを提示したことはそれなりに知られているだろうが、その他にイタリアからの誘いもあったとレジェンドは次のように明かしている。
「ユナイテッドの他に2つ選択肢があったんだ。シティとユヴェントスさ。僕はその3つのオファーを吟味して、それぞれの長所と短所を比較検討してみた。でも、結局はアレックス・ファーガソンのいるユナイテッドにポジティブな感情を抱いたんだよ」
ユヴェントスからもオファーがあったと語ったファン・ペルシー 氏。はたして、オランダのレジェンドがこの時イタリア移籍を選択していたらそのキャリアはどうなっていたか。想像してみるのもおもしろい。
●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)最新号を無料で公開中!
電子マガジン最新号は、ついにプレミア制覇に手をかけたリヴァプール! レッズを徹底解剖します。人気お笑い芸人・ぺこぱシュウペイの新連載もスタート!
http://www.magazinegate.com/theworld/