ナスリ、グルキュフらも完全開花せず “NEXTジダン”と呼ばれた5人の才能 

ジェノアでプレイしていたターラブト photo/Getty Images

若い頃は絶賛されていた選手たち

NEXTリオネル・メッシと呼ばれる選手も数多いが、それに負けないくらいNEXTジネディーヌ・ジダンと呼ばれる若手もいる。

英『Planet Football』は「過去にNEXTジダンと呼ばれた選手たちは今?」と取り上げているが、特にジダンと同じフランス人テクニシャンは何かと比較される機会が多かった。

1.ムラド・メグニ



2001年にU-17フランス代表の一員としてU-17ワールドカップを制したメグニは、そのパフォーマンスから「プチ・ジダン」と呼ばれた。その後はボローニャ、ラツィオとセリエAのクラブでプレイするのだが、思ったような結果は出ず。フランスのA代表でプレイすることはなく、後にアルジェリア代表を選択している。

2.ブルーノ・シェイル



フランスのリールでブレイクし、2002年にリヴァプールへ移籍するところまでは順調なキャリアだった。当時リヴァプールを指揮したジェラール・ウリエも「ブルーノはジダンと同じスタイルのボールタッチだ。ボールを持った時の両者には多くの共通点がある」と表現していた。

ところがリヴァプールでは結果を残せず、イングランドでの冒険はあっさりと終わってしまった。

3.ヨアン・グルキュフ



グルキュフはミランでプレイしていたこともあり、元ブラジル代表のカカーと比較されることもあった。フランスでも2005年にU-19欧州選手権を制覇し、ジダン2世としても注目を集めるようになったのだ。

186cmのサイズに柔らかいボールタッチなどジダンを思わせる点はあったのだが、2010南アフリカワールドカップではチームもグルキュフ自身も散々な結果に。そこからは忘れられた存在となってしまった。

4.サミル・ナスリ



ナスリも2004年にU-17欧州選手権を制覇する華々しいスタートを切り、NEXTジダンとの評価を得るようになった。チームを指揮していたフィリップ・ベルジュローは、「彼の美しいボールの持ち方はジダンを思わせる」とコメント。

マルセイユ時代にナスリを指導したアルバート・エモンも、「ナスリはジダンと同じようにゲームを読む力を持っていた」と評価していた。アーセナルで活躍するなど能力は申し分なかったが、ややトラブルメイカーな一面もあった。A代表での働きはNEXTジダンとは程遠いレベルだ。

5.アデル・ターラブト



ターラブトも若い頃は驚異のテクニシャンと注目を集めたものだ。ドリブルのアイディアが豊富で、観衆を盛り上げる派手なトリックも頻繁に使用していた。

トッテナムでターラブトを見ていたハリー・レドナップ氏が「彼がここへ来たとき、彼はNEXTジダンと呼ばれていた」が振り返れば、トッテナムでチームメイトだったMFジャーメイン・ジーナスは「16、17歳とはいえ、彼がスパーズへ来た時私はジダンを見つけた感じだった。信じられないことになるぞとね」と語っていた。

しかし、ターラブトはそこから伸び悩んだ。ミランでは本田圭佑とチームメイトだった時期もあるが、期待されていたほどの働きはできず。現在はポルトガルのベンフィカで奮闘中だ。

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