5位 ジョルジーニョ(チェルシー/1638本/2016分)
4位 ルイス・ダンク(ブライトン/1642本/2430分)
3位 チャグラル・ソユンク(レスター・シティ/1663本/2520分)
2位 ロドリ(マンチェスター・シティ/1839本/1957分)
1位 フィルジル・ファン・ダイク(リヴァプール/2210本/2610分)
そしてトップ5だ。5位にはチェルシーの中盤を支配するジョルジーニョが入った。昨季もマウリツィオ・サッリ 監督の下でパスワークの中心にいた同選手だが、今季はマテオ・コバチッチも役割を分担することで、よりのびのびとプレイすることができている印象だ。
4位にはブライトンのルイス・ダンクがランクイン。昨季までクラシカルなイングランドのCBというイメージも強かった同選手だが、今季は監督交代によりポゼッション型へシフトしたチームで輝いている。相手ブロックの隙をついたフィードや、縦への楔の入れ方は絶品。最終ラインの球出し役として新境地を切り拓いた。
3位はレスターのソユンク。エヴァンスと2人揃ってトップ10入りはチームのスタイルを物語っていると言っていい。マグワイア放出で心配されたレスターの最終ラインだが、結果的にここまでのパス成功数はどちらもマグワイアより上という形となっている。
惜しくも2位となったのはマンCのロドリだ。今季はフェルナンジーニョと同様にCBに入る機会もあった同選手。しかし、その中でも自身の持ち味はしっかりと出している。先月行われた第26節延期分のウェストハム戦では、1試合で“178本”ものパスを通しプレミア新記録を樹立した。
そして、トップに輝いたのはリヴァプール“最終ラインの要”であるファン・ダイクだ。守備面ばかりに注目が集まる彼だが、実は攻撃面でも優秀。今季ボールを持つことを取り入れたリヴァプールで、最終ラインの球出し役をきっちりこなしている。唯一の2000本超えは立派だ。
名手がズラリと並んだトップ10。首位は2位に400本近い差をつけているファン・ダイクが独走状態だが、シーズン終了時にこの順位はどう入れ替わっているのだろうか。プレミアで躍動するパスマスターたちのプレイからは今後も目が離せない。
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