チームを導くために腕章は必要ない マンUの22歳が掲げるリーダー像

マンUのトゥアンゼベ photo/Getty Images

「周囲に頼られる選手になりたい」

これまでのクラブ史でマンチェスター・ユナイテッドには優秀なリーダーが数多く存在した。ブライアン・ロブソン、スティーブ・ブルース、エリック・カントナ、ロイ・キーン……。名前を挙げれば、サッカーファンなら誰もが知るレジェンドばかり。かつて彼らが欧州で栄華を極めたのは、こういったチームを引っ張る存在の貢献も大きいだろう。

そんな稀代のリーダーとなる資質を備えた22歳が現在のチームにもいる。DFアクセル・トゥアンゼベだ。昨季はアストン・ヴィラへの武者修行を経験し、一回り成長して今季チームに復帰した同選手。復帰後は怪我の影響もあり、それほど出場数こそないが昨年9月のロッチデール戦ではクラブ史上最年少キャプテンを任されるなどオーレ・グンナー・スールシャール監督も彼のリーダーシップは高く評価している。ゆくゆくはマンUを引っ張る存在として地位を確立していくことだろう。

そんなトゥアンゼベが自身の目標とするリーダー像について、『UTD Podcast』へ語っている。同選手はチームのリーダーを務めるにあたって、自身が必ずしもキャプテンである必要はないと持論を展開。腕章へのこだわりはないと次のように述べた。

「僕は必ずしもキャプテンでありたいとは思わないんだ。その立場でなくとも、チームのリーダー的な存在になれたらと思っているよ。周囲に頼られる選手になりたいのさ。サッカー選手だって、人々が見えていないところで問題を抱えていることもある。特にユース年代の選手たちには、何かあったらいつでも自分に声をかけてくれと言っているよ。ピッチ外で何かがあった場合、それはピッチ内でのパフォーマンスにも影響する。全員が100%の力を引き出すことができれば、より優れたチームになるんだ」

チームでキャプテンを務めていなくとも、ベテラン選手が若手の相談役になるという話は珍しくない。ピッチで味方を鼓舞する役割も重要だが、トゥアンゼベは私生活でも同僚を支えることのできるリーダーになりたいと考えているようだ。

腕章を託されてからリーダーになる選手も多いが、トゥアンゼベはその行動から腕章を自身のもとに引き寄せるタイプの選手か。22歳ながら味方のサポートまで考えるマンUの新鋭DF。今後の成長が非常に楽しみだ。

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