2試合分でなんと“450万円” ドルトムントのコレオ制作費用がすごい

フランクフルト戦で掲出されたドルトムントのコレオグラフィ photo/Getty Images

普段は何気なく見ているものだが

サッカーの試合を盛り上げる要素はピッチ以外のところにも数多くある。試合前、ファンによってスタンドに描かれるコレオグラフィもその代表例の一つだろう。

鮮やかな色やデザインでスタジアムに訪れた人の目を楽しませてくれるコレオグラフィ。初めてこれを目にした際には、なんとも言えぬ高揚感を味わったなんて人も多いのではないだろうか。掲出される時間こそわずかだが、その作品の中にはファンの並々ならぬ情熱がこもっている。

しかし、そんなコレオグラフィの制作にどれほどのお金がかかっているかは意外と知られていない情報だろう。規模によって差異はあるだろうが、これを実施するためには並々ならぬ思いのほかにも、かなりの費用が必要となる。では、世界最大規模のコレオグラフィを実施するのにかかる金額はいかほどのものなのか。独『Revier Sport』は、欧州でも屈指の熱いクラブ愛を持ったドルトムントファンが手がけるコレオグラフィに必要な金額を紹介している。

同メディアが制作費用を紹介したコレオグラフィは2つ。1つ目は現地時間14日に行われたブンデスリーガ第22節フランクフルト戦で披露されたものだ。ドルトムントの紋章に、街の著名な建物をあしらったデザイン。実に壮大なものとなっているが、その制作にはなんと2万4886ユーロ(約300万円)ものお金がかかっているという。その内訳は2万7500枚もの段ボールの購入に4362ユーロ(約52万6000円)、着色に4104ユーロ(約49万5000円)、ネット代に2455ユーロ(約30万円)、さらに準備場所として使用した体育館の賃料5000ユーロ(約60万円)、その他雑費に8965ユーロ(約108万円)となっている。

CLのPSG戦で披露されたコレオグラフィも、シンプルだがお金がかかっている photo/Getty Images

2つ目は現地時間18日に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグに掲出されたコレオグラフィ。こちらは観客それぞれが色付きのパネルを掲げるシンプルなもの。しかし、それでもシグナル・イドゥナ・パルクのスタンドのほぼ全てにパネルを配布したため、費用は1万2252ユーロ(約147万円)にものぼったという。2試合での合計は実に3万7138ユーロ(約447万円)。たった1週間でこれだけの金額が使われているとは驚きだ。

はたして、これだけの金額をファンはどのようにして集めているのか。コレオグラフィを制作しているファンが運営するサイト『Sudtribune Dortmund』によると、その大部分を賄っているのは有志による寄附だという。毎試合、彼らは自らの力で資金集めから制作までを手掛けているのだ。普段何気なく見ているコレオグラフィだが、スタジアムに掲げられるまでには莫大な労力とお金がいる。次にこれを目にした際には、そういったストーリーを感じながら眺めてみると、また違った楽しみ方ができるかもしれない。

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