ロックンローラーvsスペースの解読者 熾烈極めるブンデスのアシスト王争い

ブンデスでアシストを量産するサンチョ(左)とミュラー(右) photo/Getty Images

19歳と30歳が熱いバトル繰り広げる

今、ドイツで非常におもしろい個人タイトルレースが展開されている。ドルトムントのイングランド代表FMジェイドン・サンチョとバイエルン・ミュンヘンのFWトーマス・ミュラーが熾烈なバトルを繰り広げるアシスト王争いだ。

ここまでサンチョが15アシスト、ミュラーが14アシストを記録している今季のレース。これほどハイレベルな争いというのも珍しいだろう。そんな中、ブンデスリーガ公式サイトがこの2人の“アシストマシーン"を特集。そのアシスト数こそ似たような数字であるものの、彼らのキャラクターが全く違うことに同サイトは注目している。

まず紹介されたのは彼らの年齢。近年突如として頭角を現したサンチョはまだ19歳のティーンエイジャーであるのに対し、ミュラーは長きにわたってバイエルンを支えてきた30歳のベテランだ。その歳の差は11歳。一回りも年齢が違う2人が、同じ土俵で1つの個人タイトルを争っているのは非常に興味深いことと言えるか。

次に両者のプレイスタイル。サンチョは個の力で局面を打開し、ゴールをお膳立てする若さ溢れるスタイルだ。1対1に強く、自身のゴール数も多い。一方のミュラーはゴールこそそこまで多くはないが、長いキャリアでの経験からくるスペースの活用法は圧巻の一言。端々にインテリジェンスを感じさせる動きで、味方にラストパスを供給する。これを受けて、ブンデス公式が彼らにつけた“ロックンローラー”(サンチョ)、“スペースの解読者”(ミュラー)という異名もよく特徴を捉えていると言っていいだろう。

昨季はサンチョがこのレースを制したが、はたして今季ブンデスでアシスト王に輝くのは誰か。例年以上の盛り上がりを見せているだけに、今後もこの熱いバトルからは目が離せない。

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