リヴァプールの“無敗物語”最大の障害となるのは クロップが警戒する昨季王者

今季ここまでプレミアで無敗をキープするリヴァプール photo/Getty Images

ここまでは順調すぎる戦いぶりだが

“無敗軍団”の前に立ちはだかるものはもういない。今季プレミアリーグにおけるリヴァプールの快進撃を見るに、そんなことを思っている人も多いのではないだろうか。ここまで27試合を終えて26勝1分。未だ敗戦はない。

現地時間24日に行われた第27節ウェストハム戦に勝利したことにより、連勝もリーグ記録に並ぶ「18」としたリヴァプール。このままいけば悲願のプレミア制覇だけでなく、2003-04シーズンのアーセナル以来となる無敗優勝も可能だろう。すでに今季プレミアを戦う全19チームから勝利を記録しているだけに、それが現実味を帯びてきていることは確かだ。

しかし、ユルゲン・クロップ監督は警戒を怠らない。同監督は自軍の“無敗物語”を阻止してくる可能性があるチームはまだ残っていると主張する。その筆頭候補として挙げたのは、昨季優勝争いを繰り広げた2位マンチェスター・シティだ。
「シティの試合を見ていると、彼らはこれから全ての試合に勝つことができるようなワールドクラスのチームに思えてくるよ。だから、我々ら勝ち続けなければならない。まずは次節のワトフォードとの試合だね」

クロップ監督は英『Sky Sports』に対してこのように語っている。前節では今季快進撃を披露するレスターを1-0で撃破し勢いに乗るマンC。その底力を指揮官も警戒しているようだ。

優勝こそ難しくなってしまったマンCだが、直接対決となる第32節では意地を見せるべくライバルに土をつけようと意気込んでいることだろう。はたして、“無敗優勝”達成を目指すリヴァプールは最大の障害とも言える彼らに対してどのような戦いを披露するのだろうか。まずはその前の試合で確実に勝利を重ねることも重要だが、彼らにとってマンC戦は偉業達成への大きなターニングポイントとなりそうだ。

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