果たしてインテルの対応は正しかったのか。今もインテルでの扱いに不満を抱いている者がいる。
昨夏にロシアのロコモティフ・モスクワにレンタル移籍することになったMFジョアン・マリオだ。
4000万ユーロもの移籍金で加入したジョアン・マリオはインテルで10番を任されたが、思ったようなパフォーマンスを披露できず。指揮官と衝突することもあるなど、満足な時間ではなかったのだろう。
ポルトガル『A Bola』によると、ジョアン・マリオはインテルでの扱いに納得していない。4000万ユーロで獲得された選手にふさわしい扱いではなかったとの考えだ。
「素晴らしい契約だったが、イタリアでは非常に悪いシチュエーションにあった。イカルディと個別で練習していたんだ。説明もなくね。トレーニングやプレシーズンのゲームに参加させないなどインテルのポジションは分からない。4000万ユーロの移籍金で獲得しながら、Bチームやユースチームから上がってきた子供のように扱ったことには混乱したよ。卑劣なものだった」
「スポルティング・リスボンよりも不安定なクラブだった。多くの混乱があり、監督も代わった。シーズンへの準備も悪かった。ピッチ内で起きたことより、ピッチ外で起こったことの方が残念だったよ」
今季のインテルはアントニオ・コンテの下で安定しており、ジョアン・マリオはスクデット争いに絡むチームをロシアから複雑な思いで見ているのかもしれない。
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