チェルシーに来た6年前 “赤き点取り屋”へ育ったレフティーモンスターの記憶

チェルシー時代のサラー photo/Getty Images

サポーターに後悔はあるか

今から6年前の2014年1月23日、チェルシーはスイスのバーゼルから1人の若きアタッカーを獲得した。今やリヴァプールでワールドクラスの点取り屋へと成長したモハメド・サラーである。

ただ、チェルシーは若手が簡単にスタメンを勝ち取れるような甘い環境ではない。サラーもスタメンを掴むことはできず、2015年にはフィオレンティーナにレンタル移籍。チェルシーの若手がレンタルに出るのは恒例のことだ。

その後サラーはローマで評価を高め、2017年夏にリヴァプールの一員としてイングランドに戻ってきた。2017-18シーズン、2018-19シーズンと2シーズン続けてプレミアリーグ得点王のタイトルを獲得することになり、まさかチェルシーもサラーがここまでのアタッカーに伸びるとは想像していなかったのではないか。
米『Bleacher Report』はサラーがチェルシーに入った日から6年が経過したことを取り上げているのだが、やはりサポーターからは後悔の声も多く出ている。サラーだけでなく、以前チェルシーに所属していた現マンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネ、現インテルFWロメル・ルカクと合わせ、近年の三大後悔となっているようだ。

「デ・ブライネ、ルカク、サラーが同時期にいたんだ」

「彼を売却したのは愚かだった」

「チェルシーは常に選手への我慢が足りない」

「サラー売却に後悔はないが、デ・ブライネは唯一の後悔」

当時の実力を考えると手放すのも仕方がなかった部分もあるのだが、今のサラーやデ・ブライネの姿を見るのは複雑だろう。リヴァプールは昨季チャンピオンズリーグを制し、今季もリーグ制覇へ独走中だ。サラー、デ・ブライネ、ルカクが揃っていればどうなったのか。1度見てみたかった構成だ。

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