マンC右SBの古巣復帰を指揮官は大歓迎 「退団を決めた際には……」

現在マンCでプレイするウォーカー photo/Getty Images

昨年5月に復帰希望を明かす

マンチェスター・シティのレギュラーSBが再び故郷でプレイする可能性は高いか。イングランド代表DFカイル・ウォーカーに対して、古巣指揮官がラブコールを送っている。

その古巣とは、このイングランド代表DFがプロキャリアをスタートさせたクラブであるシェフィールド・ユナイテッドだ。昨年5月、ウォーカーは「シェフィールドでキャリアを終えたい」と発言し、地元クラブでのキャリア終焉希望を明らかにしていたが、今回これにシェフィールドのクリス・ワイルダー監督が約8カ月の時を経て反応。次節、ウォーカーの所属するマンCと直接対決を迎えることもあり、この指揮官はウォーカーの将来的な復帰について次のように述べている。

「カイルはシェフィールドで生まれ育った選手だ。ワールドクラスだと思うし、彼がマンC退団を決めた際には彼を獲得すべきだと我々は思っているよ。本人もシェフィールドでキャリアを終えたいと言っているしね。カイルはまだ世界最高のリーグにおけるトップパフォーマーだ。いつでも歓迎するよ。私は彼の電話番号を知っているし、いつでも電話をかけることができるんだ。カイルやハリー(・マグワイア)といった、過去に我々の下でプレイしていた選手がたくさん復帰してくれることを願っているよ。そういった成果を挙げるためにも、我々はまず今季最高のパフォーマンスを発揮する必要があるね」
ワイルダー監督がこのように語ったことを英『Daily Mirror』が伝えている。どうやら、ウォーカーとシェフィールドは相思相愛の様子。しかし、同監督はクラブがワールドクラスと呼ばれるまでに成長した選手たちの復帰場所として相応しいクラブとなるためには、ある程度の成績も必要と主張している。

そうは言っても、現在シェフィールドは昇格組ながらプレミアで7位と怒涛の快進撃を見せている。この成績をこれかもキープできれば、胸を張ってウォーカーを迎え入れることができるだろう。果たして、イングランド代表DFはいつ古巣への帰還を決断するか。扉は開かれている。

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