ダブルエース同時先発の超攻撃的プラン マンCの“No.2FW”は共存に自信あり

マンCのアグエロとジェズス photo/Getty Images

大量得点を望める同時先発

マンチェスター・シティを指揮するジョゼップ・グアルディオラは、これまでも複数のシステムや選手起用を試しており、スタメンの顔ぶれもよく変わる。

しかし、そんなマンCでも比較的はっきりとしていたのがFWセルヒオ・アグエロとFWガブリエウ・ジェズスの関係だ。アグエロが1番手、ジェズスはその後継者候補との立ち位置で、2人を同時先発させる機会はあまり多くない。

前線中央を1人だけとする場合は同時起用が難しくなるが、英『Manchester Evening News』は2人の同時先発も有効な策になるのではないかと主張する。
マンCは先日アストン・ヴィラを6-1で粉砕しているが、このゲームでは2人が揃って先発。アグエロはハットトリックまで決めており、自慢の攻撃力が爆発していた。全てが2人のおかげということはないが、2人を同時先発させたゲームでは攻撃陣が爆発するケースが多いのだ。

例えば2017-18シーズンのワトフォード戦ではアグエロが3得点、ジェズスが1得点を挙げて6-0と快勝。同じシーズンのリヴァプール戦ではアグエロが1得点、ジェズスが2得点を挙げて5-0。2018-19シーズンのハダースフィールド・タウン戦ではアグエロが3得点、ジェズスが1得点を決めて6-1と快勝している。

同メディアによると、2人が同時先発した11試合では9勝2分と結果が出ている。得点数も40に達しており、1試合平均4得点に近い破壊力を見せている。

ジェズスもセンターフォワードとしてだけでなく、ウイングとしてもプレイできると自信を見せる。ブラジル代表ではウイングもこなしているため、アグエロとのポジション争いを避けることだって可能なのだ。

「今日僕はウイングとしてプレイした。代表チームでもこの役割をやっていたしね。パルメイラスでプレイしていた時もウイングのようにプレイしていた。これまでアグエロとプレイする時は2トップだったと思うけど、ウイングとしてプレイするのは違うものだね」

ジェズスのウイング起用も1つのオプションとなるはずで、継続するのも悪くはないだろう。

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