もう1人の“レヴァンドフスキの後継者” ザークツィーに刺激受ける19歳の存在

バイエルンのフィーテ・アルプ photo/Getty Images

バイエルンで起こる競争

バイエルンでは前半戦の終盤に18歳のオランダ人FWジョシュア・ザークツィーが突然のブレイクを果たすことになり、193cmのサイズを誇るオランダ産ストライカーは一躍ロベルト・レヴァンドフスキの後継者候補として有名な存在となった。

しかし、もう1人レヴァンドフスキの後継者候補を獲得していることも忘れてはならない。バイエルンは昨年2月にハンブルガーSVより19歳のドイツ人FWヤン・フィーテ・アルプを獲得しており、アルプも後継者候補の1人なのだ。

ドイツの世代別代表に選ばれてきたアルプは、U-17ドイツ代表の戦いにて20戦18ゴールという見事な数字も残している。ハンブルガーSVでも2017年のヘルタ・ベルリン戦で得点を記録し、ブンデスリーガ初の2000年生まれスコアラーとなった。
残念ながら前半戦は負傷離脱しており、ザークツィーの活躍を外から見守るしかなかった。独『Sport1』によると、アルプもザークツィーの活躍に刺激を受けている部分があると語っており、自身も早くバイエルンの一員として得点を決めたいとウズウズしていることだろう。

「ザークツィーのパフォーマンスは僕にモチベーションを与えたよ。僕にもできると分かった瞬間があったからね。監督のフリックは若い選手たちと良い関係を築いていて、特に僕とはアシスタントコーチだった頃より付き合いがある。トップチームでトレーニングできない時は彼のトレーニングを受けていたしね」

今後もしばらくはレヴァンドフスキが最前線を支配するだろうが、4年ほど時が経てばザークツィーやアルプの世代が主役となっていくはずだ。今後2人のキャリアがどうなっていくかは分からないが、このままバイエルンで揃って成長した場合は激しいポジション争いが起こるかもしれない。

アルプはウイングでもプレイする選手だが、レヴァンドフスキの後継者となるのはどちらか。

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