“ルーニー劇場”が凄すぎる 2010年代マンUベストゴールTOP5を支配[映像アリ]

長くチームを支えたルーニー(左) photo/Getty Images

2010年代マンUのゴールTOP5のほとんどがルーニー

やはりウェイン・ルーニーはマンチェスター・ユナイテッドにとって特別な存在だった。

クラブ公式では「2010年代に生まれたベストゴールTOP11」なる特集を組んでいるのだが、トップ5に入ったゴールのうち4つにルーニーが絡んでいるのだ。

これはサポーターの投票によってベストゴールが決まる仕組みとなっているが、シュートからパスまでルーニー劇場と言っていい結果だ。

5位:ウェイン・ルーニー(VSウェストハム) 4%



マンUの選手が決めたハーフウェイラインからのゴールといえば、貴公子デイビッド・ベッカムの一撃が印象深い。しかし、ルーニーもハーフウェイラインからダイレクトボレーを決めているのだ。



4位:ウェイン・ルーニー(VSアーセナル) 7%



これはルーニー個人というより、チームで奪ったゴールだ。自陣で奪ったボールをルーニーが収め、サイドを走るナニへ展開。ルーニーはゴール前のスペース目掛けて全力疾走し、最後は冷静に流し込んでいる。止めて、蹴る、動くの基本をパーフェクトにこなしたようなゴールで、ルーニーのサッカーIQの高さを物語る。



3位:マーカス・ラッシュフォード(VSチェルシー) 13%



今回のトップ5で、唯一ルーニーが絡まなかったゴールだ。今季のカラバオ杯4回戦でチェルシーと対戦したマンUは、ラッシュフォードがクリスティアーノ・ロナウドを思わせるような強烈なフリーキックで得点。まさにワールドクラスのフリーキックだ。



2位:ロビン・ファン・ペルシー(VSアストン・ヴィラ) 14%



ゴールを決めたのはファン・ペルシーだが、見事なロングパスを送ったのはルーニーだ。ピンポイントでファン・ペルシーの下へと届き、ファン・ペルシーもそれをダイレクトで蹴り込んでいる。ダイレクトで打つというアイディア、それを実現する高度な技術が合わさったハイレベルなゴールだ。



1位:ウェイン・ルーニー(VSマンチェスター・シティ) 50%



やはりこれを超えるゴールはなかったか。2011年にライバルのマンC相手にルーニーが決めたバイシクルシュートが堂々の1位だ。得票率50%という数字を見ても、いかにサポーターに愛されているゴールかが分かる。ダービーマッチで決めたインパクト、とてつもない威力のシュートと、1位にふさわしい一撃だ。



別格の才能を見せつけたルーニーは、2017年夏に古巣エヴァートンへ移籍。マンUでの冒険は13年で終わった。しかしルーニーのパフォーマンスがサポーターの記憶から消えることはない。マンUにとって2010年代最高のプレイヤーはルーニーで間違いないか。

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