「キャリア最後の2年でいいから」 将来的なベンゼマ獲得に意欲を見せたのは

レアルで素晴らしい活躍を披露しているベンゼマ photo/Getty Images

古巣が手を挙げる

レアル・マドリードの万能FWは将来どこで選手生活を終えるのか。“キャリア終焉の地”として古巣が手を挙げた模様だ。

現在31歳のベンゼマは2009年にリヨンからレアル・マドリードへと加入。移籍後は同クラブで480試合に出場し233ゴール129アシストを記録している。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが退団してからは攻撃の要としてチームをけん引する場面も多く、今季はここまで10ゴールとリーガ・エスパニョーラの得点ランキングトップに立っている。

そんな中、古巣のリヨンが将来的なベンゼマの再獲得に意欲を示している。英『The Sun』によると、同クラブでスポーツディレクターを務めるジュニーニョ・ベルナンブカーノ氏は「カリムには我々と共にキャリアを終えることを提案したい。僕らは定期的にチャットをするほどの仲なんだ。キャリア最後の2年でいいから若い選手と一緒にトレーニングを積んでほしい」とベンゼマにラブコールを送っているのだ。また、ジャン・ミシェル・オラス会長もこの復帰話については次のように語っている。
「(将来的なベンゼマのリヨン復帰は)可能性がある。去年、それについて彼の代理人であるカリム・ジャジリとそのことについて話したんだ。その間、レアルでは様々な変化があったけどね。彼には計り知れない才能がある。フランス人の中でも最高の選手の一人だよ。現時点での移籍は難しいかもしれないけどね」

ジャジリ氏はすでにベンゼマの代理人ではなくなっているが、リヨンが将来的な復帰を希望していることは本人の耳にも届いているか。現在レアルにとって必要不可欠な存在となっている同選手だが、オラス会長が言及した通り数年後の移籍ならば可能性はあるかもしれない。

とはいえ、まだまだその得点能力に衰えは見えないベンゼマ。それどころか現地メディアからは「今が全盛期」なんて声もあがっている。加えてレアルは先日、同選手に対して契約延長のオファーを提示した模様。“白い巨人”での旅はまだしばらく続くこととなりそうなだけに、万能FWのリヨン行きが現実味を帯びてくるのはかなり先の話となりそうだ。

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