現プレミアリーグ最高の守備的MFは誰かと問われれば、多くの人はチェルシーMFエンゴロ・カンテの名前を挙げるだろう。
カンテはレスター・シティ時代から評価を急激に高め、同じフランス人選手のクロード・マケレレと比較されるようにもなった。カンテのブレイクが潰し屋MFのブームを再燃させたところがあり、現代サッカーにおいて中盤でボールを奪取するプレイヤーの重要性は増している。
しかし、今のプレミアにはカンテ以上のボールハンターがいる。そう自信を持って主張するのは、レスター・シティMFジェイムズ・マディソンだ。
マディソンがカンテ以上と評価したのは、チームメイトのMFウィルフレッド・エンディディだ。チームメイトのことは誰しも過剰に表現するものだが、エンディディの守備力は確かなレベルにある。ネームバリューではカンテが上でも、ボールを奪う部分ではエンディディも負けていないのではないか。
レスター地元紙『Leicester Mercury』によると、マディソンも今のプレミアにエンディディ以上のボールハンターはいないと語る。
「ウィルフレッドがタックル、ボールを奪う部分ではプレミア最高の選手だと思う。カンテが素晴らしい選手だということは分かっている。だけど、ボールを奪い返す部分でウィルフレッド以上の選手がいるとは思わないね」
また、マディソンは同じくチームメイトのMFユーリ・ティーレマンスのことも絶賛。5分で才能が分かるとコメントしている。
「彼は最初から素晴らしい人だったし、チームから歓迎されていたよ。僕たちはフットボールという名の言語で話している。波長が同じなんだ。彼を5分見れば優れた選手だと分かる。彼のテクニック、パスのレンジなど、彼はトッププレイヤーだ」
この3人は今のレスターを中盤から支える絶対的なキーマンたちだ。イングランド代表の未来を背負う司令塔のマディソン、ベルギー期待のティーレマンス、そしてプレミア最高のボールハンターと仲間から信頼されるエンディディ。このトリオはいずれもビッグクラブでプレイできる才能を持つ特別な選手たちだ。
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