デ・リフトもムバッペもいない これが現世界最高の“10代イレブン”だ

ザルツブルクのハーランド  photo/Getty Images

ムバッペたちはもう20歳

ユヴェントスDFマタイス・デ・リフト、レヴァークーゼンMFカイ・ハフェルツらは、最近まで「現世界最高の10代プレイヤー」としてリストアップされてきた。

しかし、彼らも20歳を迎えた。そろそろ現世界最高の10代プレイヤーたちのリストを更新していく時期にあり、英『GIVE ME SPORT』が2019年の終わりが近づいてきたこのタイミングで新たな「現世界最高の10代プレイヤーで組むベストイレブン」を紹介している。彼らが来年の主役候補といったところだろうか。

GK:ステファン・バジッチ(サンテティエンヌ/17歳)



GKの選出は非常に難しい。これまではミランのジャンルイジ・ドンナルンマがいたのだが、ドンナルンマも今年2月に20歳を迎えている。欧州五大リーグで10代のGKがプレイしているケースは少なく、バジッチも出場機会が多いわけではない。将来性に期待をかけての選出だ。

サイドバック
リース・ジェイムズ(チェルシー/19歳)
アルフォンソ・デイビス(バイエルン/19歳)



今季のチェルシーでは若手が躍動しているが、ジェイムズもその1人だ。右のサイドバックを務めるイングランド人DFジェイムズについて同メディアは、EURO2020にてイングランド代表のトレント・アレクサンダー・アーノルドをも脅かす存在になるかもしれないと高い評価を与えている。

デイビスは今年1月にMLSのバンクーバー・ホワイトキャップスから加わった選手で、本来はアタッカーだ。しかし今季はバイエルンが最終ラインに怪我人を出したこともあり、ダビド・アラバをセンターバックで起用。そして空いた左サイドバックにデイビスが回る形が増えているのだが、これが想像以上にフィットしている。スピードを持ち味とするため、今後サイドバックで固定していくのも1つの手か。

センターバック
ウィリアム・サリバ(サンテティエンヌ/18歳)
ブノワ・バディアシル(モナコ/18歳)



サリバはサンテティエンヌでプレイしているが、来季はアーセナルに合流することになっている選手だ。サリバの守備力は今季も高い評価を得ており、同メディアもアーセナルが必要とする選手と称賛する。アーセナル、さらにトッテナムが関心を示していた理由が分かる実力者だ。

バディアシルもリーグ・アンで技を磨いている選手で、年齢に似合わぬ落ち着きがあると評価されている。すでにチェルシーが目をつけているようで、サリバと同じくステップアップの時は近いか。

MF
フィル・フォデン(マンチェスター・シティ/19歳)
エドゥアルド・カマビンガ(レンヌ/17歳)
サンドロ・トナーリ(ブレシア/19歳)



中盤の3人はかなりの実力者だ。フォデンはマンC以外のクラブならばスタメンを確保しているであろう逸材で、順調にいけばダビド・シルバの後継者となれるはず。そのテクニックはすでにワールドクラスに近いレベルにある。

カマビンガは17歳ながらレンヌで主力となっているプレイヤーで、現代のMFに必要な能力を全て高い次元で備えると評判だ。ビッグクラブによる争奪戦は避けられない。

アンドレア・ピルロ、さらにジェンナーロ・ガットゥーゾをMIXさせたような選手とも表現されるトナーリは、今後のイタリアサッカー界を引っ張っていける実力者だ。同メディアも弱点はほとんどないと評価しており、EURO2020でもその姿を見られるかもしれない。

FW
ジェイドン・サンチョ(ドルトムント/19歳)
アーリング・ブラウト・ハーランド(ザルツブルク/19歳)
ロドリゴ・ゴエス(レアル・マドリード/18歳)



サンチョはこうした企画の常連組だ。ムバッペが20歳を迎えたため、現10代プレイヤーたちの中では頂点に近い存在と言えよう。

レアルからヴィニシウス・ジュニオールではなく、ロドリゴが入ったことも興味深い。ブレイクしたのはヴィニシウスの方が早かったが、今季序盤戦でロドリゴが序列をひっくり返してしまった。得点感覚に優れており、ハイレベルな点取り屋へ成長する可能性を秘める。

そして欧州五大リーグ以外のクラブで唯一入ってきたノルウェーの大型FWハーランドも見逃せない。すでにビッグクラブによる争奪戦が始まっているが、今季はチャンピオンズリーグでも結果を出すなど大ブレイク。ロメル・ルカクのような存在感を放つストライカーになってくれれば理想的か。

日本のサッカーファンとしては久保建英が入らなかったのは残念だが、さすがにライバルたちの顔ぶれが豪華すぎたか。とはいえ久保はまだ18歳のため、来年の同じ企画で入ってくることに期待したい。

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