[MIXゾーン]“ハマの新幹線”仲川輝人が明かすゴール量産の原点 「アレを皮切りにどんどん得点が」

札幌戦で圧巻のドリブルからゴールを挙げた仲川 photo/Getty Images

圧巻のドリブル突破で今季13点目

9日に行われた明治安田生命J1リーグ第31節の横浜F・マリノスvs北海道コンサドーレ札幌。この一戦は試合を通じて横浜FMが札幌を圧倒。最後まで攻撃の手を緩めなかったホームチームが4-2で勝利し、逆転優勝に向け貴重な勝ち点3を積み上げた。

4得点を奪っての完勝。横浜FMはゴールラッシュとなったが、その中でも大きなインパクトを残したのが23分に奪った3点目だ。ピッチ中央でボールを奪ったFW仲川輝人は自慢の快足を飛ばして札幌守備陣を置き去りにすると、最後はGKもかわしてゴールを奪ってみせた。同選手が“ハマの新幹線”と呼ばれる理由を誰もが理解したことだろう。しかし、仲川がドリブルを開始した時、左サイド前方にはフリーとなっているFWエリキがいた。パスをする選択肢もあった中でのドリブル突破。あの時、同選手は頭の中でどのようなことを考えていたのだろうか。

「(ボールを奪った際は)どっちのボールになるかっていう50:50だったので、相手も奪いに来そうだなというのは感じていました。自分が先にボールに触れたことでエリキへのパスという選択もあったんですけど、相手もパスコースを切ってきて。そこからは自分でドリブルしようと決めました。(ゴールは)イメージ通りかなと思います」

仲川は相手DFの裏をかくことを優先したという。咄嗟の判断でチームに最高の貢献を果たしたストライカー。やはり頼れる男だ。しかし、アンジェ・ポステコグルー監督が標榜する攻撃的なサッカーの中でプレイしていなければ、あの選択はしなかったかもしれないとも話す。

「(監督が違ったら今回のような選択肢は)あまり持ってないんじゃないですかね。でも、攻撃的なポジションの人は結構自由というか、ポジションのことは言われますけどその後の選択は『自分の良さを出せ』って言われますね。それもあって今日の得点があったのかなと思います」

これで個人としては今季13点目。現在得点ランキングトップに立つチームメイトのマルコス・ジュニオールとの差はわずかに「2」だ。年々成長を見せる27歳だが、この得点量産の秘訣は何か。本人がターニングポイントとなったゴールを挙げているが、それは昨季のものだという。

「1点取るだけでFWは得点感覚が鋭くなって、それがキーになってくると自分では思っています。自分にとってそうなったのはJ1初ゴール。PKのこぼれ球でしたけどね。アレを皮切りにどんどん得点が取れるようになっているし、その1点で自信がついたっていうのは自分の中で大きいことだと思っています」

昨季第12節でジュビロ磐田相手に決めたJ1初ゴールこそが原点だと語った仲川。「ハマの新幹線の始発駅」と言ったところか。はたして、この快速FWはこれからどこまでゴールを積み重ねるのだろうか。終着駅はまだ彼方先だ。

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