日本の頭脳・柴崎岳がスペインで“ベンチ降格”の危機 監督交代で変わる起用法

デポルティーボの柴崎 photo/Getty Images

スペイン紙が監督交代の影響受ける3人に選出

6日に発表された2022カタールワールドカップ・アジア2次予選のキルギス戦、キリンチャレンジカップのベネズエラ戦に向けた日本代表メンバーには、MF柴崎岳の名前も入っていた。

柴崎は森保一監督が中盤で最も信頼している司令塔で、コパ・アメリカを含めフル稼働を続けてきた。今回の選出も妥当なものだが、現在の柴崎は所属するデポルティーボで少しの不安を抱えている。

デポルティーボは成績不振から10月7日に指揮官のファン・アントニオ・アンケラが解任され、現在はルイス・セサルが指揮している。この監督交代から選手の起用法が変わってきており、柴崎も影響を受けているのだ。
スペイン『El Ideal Gallego』は、監督交代でベンチへ降格した選手が3人いると指摘しているが、その1人に柴崎も選ばれてしまっている。柴崎はラシン戦、フエンラブラダ戦と直近2試合をベンチから見守っており、出番がなかった。

柴崎の他にはラシン戦、フエンラブラダ戦で今季初めてベンチスタートとなった18歳FWビクトル・モジェホ、フエンラブラダ戦で今季初めて出番がなかった34歳MFアヘル・アケチェが監督交代の影響を受けた選手に選ばれている。

まだ新体制になって間もないため、状況を変えることは可能だ。しかし、早い段階でアピールしておかないと序列が完全に決まってしまう恐れもある。前体制では先発の機会が多かっただけに、何とか新指揮官セサルの信頼を勝ち取りたいところだ。

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