まだマンCがプレミア優勝候補 OBが考える無敗軍団リヴァプールの不安要素

2位からの逆襲狙うマンC photo/Getty Images

カギを握るのは選手層

11試合を消化して未だ無敗を維持し、勝ち点31を稼いでプレミアリーグ首位に立つリヴァプール。すでに2位マンチェスター・シティとは6ポイントの差をつけており、今季の優勝候補筆頭なのは間違いない。

しかし、まだマンCの方が優位と考える者もいる。元マンCのDFマイカ・リチャーズだ。クラブOBとしてマンCをプッシュするのは当然のことだが、理由はそれだけではない。リチャーズが気にしているのはリヴァプールの選手層だ。

英『METRO』によると、リチャーズはサディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーなどキーマンが負傷した場合、バランスが一気に崩れると考えているのだ。
「リヴァプールのことはリスペクトしないといけないし、彼らは本当に良いプレイをしている。だけど、もしキーマンが1人でも負傷すればチームはバランスを崩すことになる。サラー、フィルミーノ、マネが負傷したら、彼らのプレイスタイルには大きな打撃となるだろうし、レベルを維持するのは難しくなる」

マンCは今季序盤からセンターバックに負傷者が続出したが、それでも今の位置をキープできている。昨季もMFケビン・デ・ブライネの負傷離脱が目立ったが、それでも圧倒的な強さで国内3冠を達成した。選手層の厚さや、負傷者の穴を埋める術ではマンCの方が上と言える。

リヴァプールとしては負傷者が出ないことを祈るばかりだが、仮にマネやサラーが離脱した時にどう穴を埋めるのか。プレミアが荒れるのはここからか。

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