マンUにいる“タックルモンスター” 右サイドで相手の進撃阻む21歳

前節ノリッジのカウンターを悉く阻んだワン・ビサカ photo/Getty Images

ノリッジ戦で輝き放つ

今季からマンチェスター・ユナイテッドに加わった21歳が、プレミアリーグ“最高級の守備者”として覚醒しつつある。リーグ戦第10節のノリッジ戦で輝きを放ったDFアーロン・ワン・ビサカのことだ。

この試合でノリッジのカウンターをことごとく阻止し、中を抉られた際にも内に絞って冷静な対応を見せたワン・ビサカ。今や彼の代名詞となっている強烈なタックルも冴え渡った。英『The Sun』によると、ノリッジ戦でワン・ビサカが記録したタックル数はなんと11回。これは今季プレミアリーグのクラブに所属する選手が1試合に記録した最多のタックル数だという。

今季ここまでの総タックル数を見ても、ワン・ビサカがプレミア屈指の守備者であることが見て取れる。2019-20シーズンに彼が仕掛けたタックルは通算44回。これはレスターに所属するDFリカルド・ペレイラ(47回)とMFウィルフレッド・エンディディ(45回)に次ぐ3位の数字だ。しかし、ワン・ビサカは怪我の影響などもあってここまでリーグ戦の出場はまだ8試合。ペレイラが10試合、エンディディが9試合をこなしていることを考えるとペース的には彼がトップだ。
マンUにいる“タックルモンスター”ワン・ビサカ。彼の加入によって昨年崩壊してしまった同クラブの守備陣はかつての安定を取り戻すことができるか。これからもこの21歳はイングランドの名門において、右サイドを支配し続けることだろう。

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