攻撃力が異常すぎて危険 今季CLで優勝を狙える破壊力抜群の“3チーム”

優勝候補の一角PSG photo/Getty Images

グループステージ前半戦は圧巻のパフォーマンス

まだチャンピオンズリーグはグループステージを3試合消化した段階で、優勝予想をするには早すぎる。しかし、伊『Calciomercato』はすでに強烈なインパクトを残す優勝候補が3チームあると紹介する。

まずはパリ・サンジェルマンだ。キリアン・ムバッペ、ネイマール、アンヘル・ディ・マリア、今夏インテルから加えたマウロ・イカルディなど、攻撃陣はプレイステーションの世界かと思うほどに豪華だ。欧州屈指の攻撃力を有しているのは間違いないが、恐ろしいのはまだチャンピオンズリーグで失点していないところにある。

レアル・マドリードも3-0で粉砕しており、守備まで安定したとなれば本格的に手がつけられなくなる。近年パリは決勝トーナメントで結果が出ていないが、これだけのパフォーマンスを見せられれば優勝候補に挙げるしかないだろう。
2チーム目はマンチェスター・シティだ。マンCの場合はアタランタ、シャフタール・ドネツク、ディナモ・ザグレブと同居するイージーなグループを戦っている。まだ腕試しと言える勝負は経験していないのだが、パフォーマンスは圧巻だ。覚醒した感覚があるラヒーム・スターリング、強力なバックアッパーと評価されるリヤド・マフレズと、タレントも十分すぎるほど揃っている。

優勝への残るポイントは守備の整備だ。冬に補強を含め最終ラインを再構築することができれば、優勝も夢ではなくなってくる。

そして最後の3チーム目はバイエルンだ。不調とはいえ、昨季ファイナリストのトッテナムをアウェイで7-2と粉砕する破壊力は凄まじい。ここまで得点数が二桁に達しているのはマンCとバイエルンのみで、バイエルンの13得点は現時点で最多だ。カギを握るのはFWロベルト・レヴァンドフスキで、今のレヴァンドフスキは欧州ストライカー陣の中で最も良い状態にあると言えるはず。

同メディアは今季リーグ戦でやや苦戦気味なところを気にしており、昨季と同じくリーグ後半戦を消化試合モードにするのは難しいのだろう。それは気がかりではあるものの、大会No.1クラスの攻撃力を誇るチームを無視することはできない。

近年の優勝候補と言えばレアル・マドリード、バルセロナの2強を挙げるのが当たり前だったが、今季の彼らはどこか不安定だ。自信を持って優勝候補に推すのは難しく、そういった意味ではチャンピオンズリーグ制覇を悲願とするパリやマンCにもチャンスはある。グループステージ前半戦で驚異のパフォーマンスを見せたこの3チームから優勝クラブは出るのか、今季はこの3チームに賭けてみてもいいかもしれない。

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